ゼロカーボンを見つけました!
今回は、奥尻町役場の新庁舎について、ご紹介します。
令和6年GW明けの供用開始を目指して、昨年度から役場庁舎の建設工事が始まりました。なんと建設工事は今月下旬で終わる予定です。
寒い中、作業をしてくださっている作業員の皆様、ありがとうございます。新庁舎で仕事ができる日を心待ちにしています!
さて、新庁舎は、環境にやさしい庁舎であることをご存じでしょうか。
どんなところがやさしいかというと…
・暖房…木質バイオマスボイラーを導入します。島内で発生した間伐材の廃材を活用します!
・冷房…地下100mの位置から地下の冷熱を吸い上げる地中熱ヒートポンプを活用した冷房を導入します。
地下10m~100m位は、年間を通してほぼ15°Cと一定です。地中に穴を掘り、そこに熱交換器を入れ、冷房時は地中熱ヒートポンプによって、建物内の熱を奪い、奪った熱を地中に放熱します。地中と地上の温度差を利用するため、無駄がなく、省エネ効果が非常に高い技術です。
・外壁・屋根の断熱…外の暑さや寒さを遮り、室内を一定の温度に保つ効果があるため、暖房・冷房の使用が抑えられます!
・LED照明の導入…白熱電球や蛍光灯よりも寿命が長く、消費電力が少なく済みます!
・太陽光発電の導入…役場で使う電力を補うほか、災害時でも対応する電力を賄います!
このような技術の導入は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量の削減につながります。この環境にやさしい新庁舎が、奥尻町の脱炭素化に勢いをつけてくれることを願っています!
問合せ:ゼロカーボン推進課
【電話】01397-2-3410
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