今年の3月中旬に老朽化した消防車に替わりオーストリアから、ローゼンバウアー社製の消防車が配備されました。空港に配備された消防車は、通常の消防車ではなく、「空港用化学消防車」です。空港で火災が発生すると、航空機には燃えやすい燃料が搭載されており、一刻も早く消火することが必要なため、泡薬剤と水を混合した液体で消火にあたります。放水機能は3か所あり、(1)遠くに放水する(2)広範囲に放水する(3)足元に放水するの3点で放水します。特に通常の消防車では見られない(3)足元に放水する機能は火災現場が高温になる場合があるので、消防車を冷やしたり消防車に火が及ばないようにするため、搭載されています。
今後、消防車が出動することがないことを望みますが、緊急の際は、活躍が期待されます。
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