■119番通報のご協力について
皆さんがもしも119番をかけることになってしまったら、どのような内容を消防職員に伝えますか?
「何を伝えたら良いのかわからない…」、「何て言えば伝わるのだろう…」など、不安や焦りが先走ってしまい、通報内容が混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。119番通報時は以下のポイントを抑えて、順番に通信指令員へ伝えることにより、出動隊員は速やかに現場へ向かい、活動することができます。
○119番通報ポイント
1.通報時は焦らずに、落ち着いて確実に受け答えをしましょう
2.「火事」または「救急」であることを伝えましょう
3.「「消防車」または「救急車」が来てほしい場所・住所」を必ず伝えましょう
→住所がわからない時は、近くにある建物や目標物などを確実に伝えてください
4.「通報者の名前」「連絡が取れる電話番号」を伝えましょう
場所は必ず伝えよう!
119通報があった時は、火災・急病やケガ・事故など、さまざまな状況が考えられます。通報を受けた通信指令員は通報時に得た皆さんからの情報を出動隊員に無線で伝えます。しかし向かう先や状態がわからなければ活動や処置が遅れてしまいます。いち早く現場へ向かい、到着後速やかな活動を行うためにも通報時は通信指令員に必ず「場所」を伝えるようご協力をお願いいたします。
○119番通報 会話例 ~通信指令員が確実に知りたい内容~
通信指令員:119番消防です。「火事」ですか、「救急」ですか。
通報者:「救急」です。救急車をお願いします。
通信指令員:救急車を向かわせる場所と名前を教えてください。
通報者:○○町字○○、○丁目○番地(○号室)の○○です。○○小学校の近くです。
通信指令員:わかりました。では、あなたの名前と電話番号を教えてください。
通報者:△△です。電話番号はXXX-XXX-XXXXです。
奥尻消防署では新庁舎への引っ越しに伴い、通信指令台に「保留」「着信保留」機能が追加されました。119番通報が重なってしまった際には順番に対応するために、119番通報の着信を消防側で「着信保留」させていただく場合があります。前の通報内容への対応が完了次第、順次対応いたしますので、電話を切らずにお待ちください。
また、訓練時や別事案対応などをしている場合では通信指令員へ電話を代わるために119番通報を受けた際に「保留」機能を使用させていただく場合があります。交代後、通信指令員からご説明をさせていただくこともありますので、落ち着いて通報内容を伝えてください。「保留」をさせていただいた際も、「着信保留」と同様に順次対応いたしますので電話を切らずにそのままお待ちください。
なお、通報していただいた際に通報者の電話番号を消防署通信室で把握するために、通報者側と消防側とで2コール程の時差が生じる場合がありますが、消防側への通報はできていますのでご安心ください。
町民皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
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