車道を通行止めにした「大通パレード会場」。両脇のさじき席から沸き起こる大歓声と拍手が、水田の苗を思わせる緑色の法被を着た「もせうしRIMUSE」の踊り子たちに集まります。
演舞終了後、すれ違う他チームの踊り子たちが「お疲れ様です」と声をかけ合う温かさが「第32回YOSAKOIソーラン祭り」にありました。
カメラマンとして同行した私は2日間の練習を見て、本番の撮影に臨みました。
幅広い年齢で構成するチームの練習では、一曲踊るごとに汗が吹き出て、地にひざをつかせるほどの疲労感を出す人も。一方、札幌で全ての演舞を終えた踊り子の言葉が私の脳裏に刻まれました。
「あのパレードの雰囲気を一度味わうとやめられないんです」
広報担当 芳形吾一
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