半世紀近い歴史を持つ「豊年祈願焼肉祭り」のにぎやかな光景は、澄み渡る夏空のように爽快でした。焼き肉の煙とおいしそうなにおいが立ち込め、家族や友人、職場の同僚と七輪を囲む来場者の頬が自然と緩みます。
屋外で焼き肉を楽しむという妹背牛の夏の風物詩は、基幹産業の次代を担う若い農業者たちが地域に貢献する舞台でもあります。
汗ばむ陽気の中、黒いスーツ姿で全てのテーブルを回り、来場者と言葉を交わす男性農業者2人からは、祭りの伝統を守る使命感が伝わってきました。
広報担当 芳形吾一
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