ベトナム人の地域おこし協力隊員が町内の外国人を紹介する企画です。
担当:グエン・カン・リン
今月号では、ベトナム人技能実習生の家庭菜園について紹介します。セロリやツルムラサキ、ヨウサイなど、たくさんの野菜があり、同じ家に住むみんなが一緒に育てています。
これは妹背牛町に住んでいる技能実習生の楽しみの一つです。ベトナムの田舎で生まれ育ち、数年間軍隊にいたグエン・ゴック・ドゥックさん(23)は、自給自足の生活を送り、野菜作りの経験が豊富。今回の家庭菜園について、インタビューさせていただきました。
「雪解けから約1カ月半後、5人で土地を耕し、スーパーで買った種をまきました。10月末までに全ての野菜を収穫します」とドゥックさん。
ベトナムにも分かち合いの精神があり、全部の野菜を食べられない時は、ほかのベトナム人に新鮮な野菜を配って、喜ばれています。
ドゥックさんは妹背牛町で暮らして2年目。「最初の1年間は、あいさつの仕方や新しい生活に適応しなければならないことがたくさんあり、大変でしたが、とても充実していました。この安らかな町での新しい経験は、自立心を高めます。もっと自立して、いい大人になって、家族の面倒を見ようと思っています」と話しました。
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