一段と寒さも厳しくなり、本格的な冬がやってきました。冬は外と室内の温度差が大きくなり窓には結露が出来ます。窓の水滴が電極プラグの間に流れ込むことで短絡し、発火する恐れがあります。
また、コンセントと電源プラグの間にほこりが溜まることでトラッキング現象を引き起こす恐れがあります。しっかり対策を行い、火災の多い冬を乗り越えましょう。
◆窓の結露による火災
窓の水滴はほこりが無くても電極プラグ間に流れ込んだ時点で、短絡し発火に至ります。
◆トラッキング現象のメカニズム
(1)電源プラグを長時間差し込むことにより電源プラグとコンセントの間に隙間ができる。
(2)隙間にほこりが溜まる。
(3)ほこりは空気中の湿気により電気を通しやすくなり放電を繰り返すことにより短絡し発火に至る。
◆結露やトラッキング現象の対策方法
・窓の水滴が流れないように梱包等に使われる気泡緩衝材(プチプチ)や、窓専用の断熱シートを貼る。
・使用後は、コンセントから電源プラグを抜いておく。
・大掃除などの時に、コンセントや電源プラグをチェックし、きれいにしておく。
・コンセントプラグカバー等をつけて、ほこりが入らないようにする。
問合せ:深川消防署妹背牛支署
【電話】0164-32-2026
<この記事についてアンケートにご協力ください。>