人ネットワーク

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■ものづくりの仕事にやりがい　成長を実感する日々
小林竜也(こばやしたつや)さん(1区)
旭川市出身の私は小学6年生の時、妹背牛町に引っ越してきました。妹背牛中学校から深川西高校に進学し、「地元の企業に貢献したい」と、町内のホクレン包材に就職。プラスチック製品を製造する複雑な工程を覚えながら、少しずつ社会人として成長する日々を実感しています。
二十歳を祝う会では、進学や就職で地元を離れた同級生と再会できたことがうれしくて、お互いの近況を報告し合いました。出席者一人ひとりが二十歳の抱負を述べる場面で、製造業に携わる私は「技術の向上」を目標の一つに掲げて発表しました。
専門学校や大学に進学した友人より先に就職した私は今年、社会人3年目。会社では米や砂糖を入れる袋を製造する部署におり、原料を薄いシート状に仕上げる工程を担当しています。
30個ほどのボタンがある製造機械の操作は難しいですが、スーパーなどで陳列されている自社製品を見ると、ものづくりへのやりがいや地域に貢献していることを感じます。一人でこなせる仕事を増やせるように、これからも経験を積んでいきたいです。
昨年のニュースでは、全国的に企業の不祥事が目立っていたように思いました。会社で働く従業員としての責任を自覚し、身近な社会問題にも関心を持てる大人になりたいです。