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令和6年度町政執行方針(要旨) ~安心して暮らせる福祉と健康のまちづくり~

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北海道妹背牛町

6つのPoint

■高齢者福祉、介護サービスの充実
介護予防・総合事業の充実や地域の包括的なケアシステムの構築に向けて、「支える側」「支えられる側」という関係を超えた「重層的支援体制整備事業」が令和3年度よりスタートしており、本年もさらなる包括的相談支援体制の構築を図ってまいります。
また、交通費助成事業や外出支援サービス事業、配食サービス事業、水道料金及び灯油等の暖房用燃料費の一部助成と緊急通報システムの設置も継続。さらにペペル温泉のリニューアルに伴い、70歳以上を対象とした入館料助成事業を新たに実施してまいります。

■児童福祉、子育て支援の充実
少子化が進む中、妊娠を希望する方が安心して不妊治療を受けられるよう、経済的支援として、令和5年度より不妊治療費助成の拡充を図り、健康保険適用外となっている先進医療の助成を開始したところです。
令和6年度からは「ようこそ赤ちゃん事業」として、新たに妊娠判定のための初回産科受診費用の助成を開始するほか、妊娠・出産および産後健診のための交通費の助成を拡充いたします。これに伴い、妊娠・出産に係る助成金、お祝い金の申請窓口を健康福祉課に一本化し、対象となる方の利便性向上を図ります。

■健康づくり・医療の充実
町民一人一人が若いうちから自分の体の状態を知り、いきいきと暮らすことができるよう、食生活、運動、禁煙、こころの健康づくり等の分野ごとに対策に取り組んでまいります。
さらに、近年、社会経済状況の格差が健康をも左右してしまう「健康格差」の問題や、孤独や孤立に由来する健康問題が地域で深刻化しており、全国的には自殺死亡率も増加しています。
町では生き心地の良い妹背牛町をめざして、今後も包括的な支援を各課連携のもと推進してまいります。

■地域福祉、心身障がい者福祉の充実
令和5年度に策定した「地域福祉計画」をはじめ、社会福祉協議会の「地域福祉実践計画」や各福祉計画と整合性を図り、地域福祉の推進に努めてまいります。
また、就労継続支援事業所の「アグリーン妹背牛」と、相談支援事業所の「ジェミニ」さらにはグループホーム「夢の杜」とも連携し、障がいへの理解と啓発に取り組み、障がい者の方が安心して暮らせるまちづくりをめざすとともに、地域社会で自立した生活ができるよう、各種福祉サービスの適切な提供と社会参加の促進に努めてまいります。

■国民健康保険事業について
平成30年からスタートした都道府県単位化により、医療費の変動による急激な保険料の増減は緩和されることになりましたが、統一保険料に向けた応能・応益賦課割合の見直しは、今後の課題でもあります。令和4年度に策定した見直し方針に基づき、令和12年度に向け段階的・計画的に取り組みを進めてまいります。
令和6年度の国民健康保険料率については、所得などの確定後に国民健康保険運営協議会でご審議いただき、改めてご提案申し上げたいと考えております。

■介護保険事業について
本年度から、3年(令和6~8年度)を計画期間とした「第9次介護保険事業計画」がスタートいたします。
今後も住み慣れた妹背牛町で、いつまでも健康的で自立した生活を送ることができるよう、支え合う地域づくり、介護予防と生活支援の推進、地域包括ケア体制の確保、安全・安心な環境づくり、認知症施策の推進を基本方針に取り組みを進めてまいります。
なお、介護保険料については、基準額を「第8次介護保険事業計画」と同額に据え置く予定としています。

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