ベトナム人の地域おこし協力隊員が町内の外国人を紹介する企画です。
7月14日、妹背牛町教育委員会の町民登山には25人(うちベトナム人11人)が参加し、旭岳を登りました。この日は天気が良くて、山肌が緑色に染まり、花に包まれた登山道を歩くことが出来ました。
参加したベトナム人のほとんどが登山初体験。みんな、すごく楽しみにしていました。何段もの階段を上がることは大変でしたが、友達と励まし合いながら頑張って登りました。山頂に着いたファムヴァンカインさん(29歳)は「山の風は冷たいので、忘れずに防寒着を持って来て良かったです。山頂からの景色は素晴らしく、とても達成感を得られました」と話しました。
山麓駅に戻った時、美唄市に住んでいるベトナム人の男性は帰りのバスに乗り遅れていました。でも、妹背牛町民の親切な対応で別の方法が見つかると、この男性は無事に帰ることができました。私は、言葉で言い表せないほどの優しさに感動しました。
夕方18時ごろに妹背牛町に戻って、みんな解散しましたが、思い出は心に残るはずです。私にとって、この旅の楽しさは標高2291mの登山ではなく、山頂までみんなと一緒に過ごした時間が何よりも貴重だと思いました。
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