昨年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」から1年が経過します。この地震では震災被害の対応に加え、寒さや雪などへの対応も必要となりました。冬に大地震が起こることも想定し、以下の点に注意し、日頃から備えておきましょう。
1.寒さへの備え
避難時の低体温症を防ぐために、防寒着や防寒グッズを準備しておきましょう。また、電気やガスが止まったときに備えて、ポータブルストーブや使い捨てカイロなどがあると安心です。
2.雪に対する備え
地震の揺れで、屋根からの落雪や雪崩の恐れがあります。また、雪道は歩きづらく避難に時間がかかります。安全な避難路を見つけておきましょう。
3.火災に対する備え
冬は暖房器具による地震時の火災リスクが高まります。暖房器具の転倒や周囲への引火に十分注意してください。また、停電時に避難する際はブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めましょう。
問合せ:札幌管区気象台 地震火山課
【電話】011-611-6125
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