「いいとこ撮り」は、広報担当者が見つけた町の魅力やホットな話題をお届けするコーナーです。
■メダルラッシュ 障害者スポーツの全国大会で大活躍
妹背牛「夢の杜」の入居者
10月に佐賀県で開かれた「全国障害者スポーツ大会」(全障スポ)のフライングディスク競技で、妹背牛町のグループホーム「夢の杜(もり)」に入居する男女3人が好成績を収めました。3人のうち2人は、計3個のメダルを獲得。強化合宿や日々の練習スケジュールをこなし、技術を磨いてきた3人は周囲の支えに感謝し、今大会の結果に喜びをかみしめています。
3人は、野村幸一さん、岡本晴美さん、疋田香織さん。樹脂製の円盤を投げるフライングディスクで、飛距離を競う「ディスタンス」と正確さを競う「アキュラシー」の2種目に出場しました。
聴覚障がいのある野村さんはディスタンスで銀メダル、アキュラシーで銅メダルを獲得。利き手の右腕を痛め、急きょ左腕で挑んだ大会について「思うように練習ができなくて残念だったけれど、メダルを取れてうれしい」と、振り返ります。
視覚障がいのある岡本さんは「体が軽くなって、真っすぐに投げられた」と本番の強さを発揮し、ディスタンスで21・22メートルを記録して銅メダルを手にしました。
聴覚障がいのある疋田さんはディスタンスで4位入賞。惜しくもメダルを逃しましたが、「来年はメダルを取りたい」と、練習に励んでいます。
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