■モルック北空知大会 妹背牛で初開催
フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」の北空知大会が11月、妹背牛町農業者トレーニングセンターで初めて開かれ、空知管内の24チーム・80人がゲームを楽しみました。
妹背牛近郊の愛好者でつくる「KAWA Molkky Crew」が、木の棒を投げて木製ピンを倒すモルックの楽しさを広めようと企画。家族や友人と参加した各チームは、和やかな雰囲気の中で得点を競い合いました。
■妹背牛町花生産組合 設立40周年
妹背牛町花生産組合(定講保男組合長、29戸)は12月12日、妹背牛温泉ぺぺルで設立40周年記念総会を開きました。組合員ら30人が出席し、節目の年を祝うとともに今後のさらなる発展を誓いました。
冒頭、定講組合長が「農家戸数が減少する中でも魅力的な花き産地にしていきたいです」とあいさつ。第6代組合長の田村昌之さん、第7代組合長の原力哉さんにそれぞれ感謝状を手渡しました。
■成長ぶりに拍手 保育所「おさらい会」
認定こども園妹背牛保育所の「おさらい会」が12月7日、園舎ホールで開かれ、この日のために練習を続けてきた園児たちが元気いっぱいに遊戯を披露し、訪れた父母や祖父母らを楽しませました。
クラスごとの発表では、ステージ上で縄跳びを続けたり、リズミカルな音楽に合わせて軽快に踊ったり。かわいらしい姿をビデオカメラに収めていた保護者たちは、我が子の成長ぶりに目を細めていました。
■いじめのない良好な人間関係づくり
妹背牛町教育委員会は11月22日、人間関係について考える「小中学校交流いじめ撲滅集会・町内いじめ根絶フォーラム」を中学校の体育館で開きました。
小学5年生から中学3年生までの各班はグループワークで、相手を傷つけない話し方について意見交換。いじめのない学校生活に必要なことを漢字一字で表すテーマでは、「愛」「絆」「仲」などを組み合わせた造語を考え、各班の代表者がその理由を発表しました。
■長年の更生保護に尽力 保護司を表彰
北空知近郊の7支部(雨竜、幌加内含む)で構成する深川地区保護司会は11月22日、町民会館で第3期統一研修会を開きました。
研修会の前段で、令和6年秋の叙勲で瑞宝双光章を受章した梅澤見堂さん(妹背牛支部長)らの功績が報告された後、20年間、人生につまずいた人たちの社会復帰を支えてきた清澤哲弘さんに法務大臣表彰を伝達。「受章は周囲の皆さんのおかげ。微力ながら、今後もお役に立てれば」と、謝辞を述べました。
■アイヌ民族の遊び 弓矢で狩猟体験
妹背牛小学校は10~12月、アイヌ文化をテーマにした授業を計3回行い、子どもたちが学年ごとにアイヌ民族の歴史や人権について理解を深めました。
講師は、アイヌ文化アドバイザーの門別こずえさんと、アイヌ文化伝承ガイドの吉村圭一郎さん。アイヌ文様の切り絵を制作した10月の授業に続いて、11月には弓矢遊びを体験し、子どものころから狩猟の感覚を養うアイヌ民族の暮らしぶりについて学びました。
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