文字サイズ
自治体の皆さまへ

謹賀新年(2) 妹背牛町議会議長 廣田毅

2/20

北海道妹背牛町

■次世代へとつなげるまちづくり
新年明けましておめでとうございます。
令和7年の新しい年を皆様とともに迎えることができましたことを大変うれしく思います。今年も健康で明るいご家庭の更なるご繁栄を心よりご祈念申し上げます。また、日頃より町議会活動に対しまして、深いご理解と格別なご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、元日から石川県能登半島を震源地とした大きな地震があり、「いつ起こるかわからない自然災害」をさらに強く意識するきっかけとなりました。本町においては、防災行政無線システムの戸別受信機の貸与が行われ令和7年度より専用のアプリと共に正式に運用が始まる予定で、徐々に防災意識の高まりを感じています。
本町の基幹産業である農業につきましては、資材費の高騰による影響を強く受け、生産者の皆さまは厳しい状況が続いたことと思います。また、8月には全国的に米不足となりましたが、大きな災害もなく、豊穣の出来秋に恵まれました。米価の上昇が各地で話題になっておりますが、今後は米価が乱高下せず安定的に再生産が可能で儲かる農業につながるよう推移することを願っております。
そして、妹背牛温泉ペペルが、大規模な改修工事を終えてリニューアルオープンいたしました。サウナ施設の充実や売店も様変わりし町外からの利用者も大きく増えました。今後は更に町民から何世代にも渡って親しまれ、永く続いていく施設になっていただきたいと思っております。
新たな試みとして昨年行った妹背牛町子ども議会。小学6年生の児童たちが議場で子ども議員となり本物の議会と同じ進行に沿って一般質問を行いました。子どもならではの視点や家族の困りごとから発展させた質問や提案に関心しながら、今後の参考にさせていただくとともに、町の宝である素晴らしい子どもたちがすくすくと育つ環境を今以上に整えていくために気を引きしめたところでございます。
議会では農業振興や医療体制などについて国への要請活動を継続して行ってきました。新たな政権に対しても変わらず続けていく所存です。また、みなさんの声に応え、妹背牛という町をよりよく発展させて次世代へとつなげていくためにも町民の代表として、精一杯努めていく決意を新たにするとともに、この一年が皆様方にとりまして、幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU