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【特集】令和6年度のまちづくり(2)

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北海道室蘭市 クリエイティブ・コモンズ

■「住み続けたいまち室蘭」の実現に向けた4つの戦略

1.安心できるまちづくり
《子育て支援の充実》
○0・1・2歳児の保育料10パーセント軽減
一律軽減に加え、独自の多子世帯の負担軽減を実施します。
歳入:△1,926万円
歳出:788万円

○保育士・幼稚園教諭の奨学金返済を支援
市内に就業する保育士・幼稚園教諭を対象に奨学金返済支援制度を創設します。
378万円

○第3子以降の学校給食費無償化
18歳までのこどもから数えて第3子以降の給食費を原則無償化します。
△1,741万円

○子ども医療費助成を3割から1割負担に軽減
18歳までの医療費について、3割から1割負担へと大幅に軽減します。
1億2,358万円(うち拡充分3,744万円)

○スクール児童館の無償化と開設時間拡大
利用料金の無償化に加え、土曜日・長期休業などの開設時間を7時30分からに拡大します。
歳入:△647万円
歳出:119万円

○子ども発達支援センターの民営化
4月からの民営化に合わせ、新たに看護師の配置や受け入れ体制の拡充を図ります。
3,800万円

◆子育て世帯の負担軽減モデルケース
▽5人家族の場合
家族構成 夫婦、小3、小2、0歳(保育所)
・保育料…73.2万円
・医療費…4.4万円
・スクール児童館…6.2万円
年間で83.8万円軽減

※上記は一例です。
※保育料…市の独自軽減対象世帯の平均保育料階層で試算。
※医療費…厚生労働省令和2年度の医療費を用いて、3割と1割の負担に係る医療費を比較。
※スクール児童館…2人利用の場合で、道内平均利用料から試算。

《災害に強いまちづくり》
○津波避難対策を強化
高台などへの避難が困難な区域で、JRの線路横断避難に向けた協議や緊急的な避難スペース確保に向けた整備に着手します。
51万円

○津波発生時の情報発信を強化
津波警報サイレンの機能強化のほか、市LINEやコミュニティFMによる情報発信の連携など、情報伝達手段を多様化・多重化します。
4,091万円

○厳冬期の備蓄品を拡充
毛布やジェットヒータ-など寒冷地特有の備蓄を進めます。
1,936万円

○災害対応ドローン導入
山岳遭難や急傾斜地などの救助・調査に対応できるドローンを導入します。
284万円

《教育環境の充実》
○「室蘭ふるさと学習」の推進
小中学校の校外活動を拡充し、さまざまな体験活動を通してふるさと室蘭への愛着を育みます。
1,214万円

○スクールカウンセラーの拡充
カウンセラーの派遣時間を拡大し、児童生徒の悩みに対する心のケアを充実します。
61万円

《高齢者の外出支援》
○路線バス割引助成金
満70歳以上を対象に、市内での乗降に限り1回100円で利用できるワンコインパスと、室蘭市・登別市・伊達市間(大滝区を除く)を自由に利用できるふれあいパスの購入を支援します。
※ワンコインパスは、7月より有効期限が6カ月間から4カ月間に変更となります
3,678万円

次号は、4つの戦略の2から4について、主な内容をお知らせします。
令和6年度の市政方針説明の全文は、市ホームページに掲載しています。

詳細:企画課
【電話】25-2181

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