■軽度認知障害(MCI)について
軽度認知障害(MCI)とは、本人に物忘れの自覚があるものの、日常生活は問題なく送ることができている状態のことです。健常な状態と認知症の中間の状態であり、この状態を放っておくと認知症に進行しますが、適切な対策をすることで健常な状態に戻ったり現状のまま踏みとどまることができる可能性があります。そのため、物忘れが気になり始めたら、早期に対策を行っていくことが重要です。以前と比べてもの忘れが多くなったと感じたり、ご家族や周りの人からもの忘れを指摘されることが多くなった場合は、専門医療機関への受診をおすすめします。
地域の高齢者でいつもと様子が違っている方を見かけたり、気になる高齢者がいる場合は、地域包括支援センターまでご相談ください。相談の内容に応じて関係機関と連携しながら、地域で暮らす高齢者に、介護、福祉、健康、医療、権利擁護などのさまざまな面から総合的に支援を行います。
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問合せ:地域包括支援センター
【電話】39-2255(複合庁舎2階)
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