■固形燃料ごみ「塩分ダイエット」
今年に入り、「固形燃料ごみ」から作られる固形燃料の塩分濃度が上昇しています。人間で例えると、血液中のコレステロールや血圧が上がると動脈硬化や心筋梗塞などのリスクが増えるのと同様に、塩分濃度の高い燃料を使用し続けると固形燃料用ボイラーの寿命が短くなってしまいます。
基準値:0.60%以下
検査結果:数値が非常高くなっています
1.20% ↑ 9月(今回)
1.40% ↑ 6月(前回)
1.28% ↑ 3月
▽ごみDr.からの改善指導
(1)食品ラップを入れない
(2)食べ残しを入れない
(3)汚れた紙容器は軽く洗い流す
▽ごみDr.からの一言
塩分(塩素)が高くなる主な原因は食品用のラップ、プラスチック袋や容器などに付着している食べ残し・調味料などです。食べ残しや調味料は流水で洗い流してください。また、「プラ」マークが有る無しに関わらず食品用のラップ・薬容器(PTP包装シート)はプラスチック専用袋に入れてください。
■地球温暖化を遅らせるためには?
今年の富良野の、8月の最高気温の平均は30.1℃でした。例年の8月平均は26.3℃ですから、3.8℃も高かったという事になります。地球温暖化を遅らせるためには化石燃料を使わない事が理想ですが、実際は難しいと思います。そこで、毎日のチョットした行動で省エネをもう少し踏み込んで実践することで、地球温暖化を抑制することができるかもしれません。富良野市ではふらのゼロカーボンアクションプラン100+αを公開していますので、ぜひチャレンジしてみてください。
北海道地球温暖化防止活動推進員 家次 奎多(いえつぐ けいた)さん
問合せ:環境課
【電話】39-2308
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