■下水道事業会計
公共下水道事業は、令和4年4月1日に地方公営企業法の全部を適用し、会計方式を公営企業会計へ移行しましたので、数値は令和4年度のみになります。
▽経常収支比率 106.6%
経営の健全性を示す経常収支比率は、106.6%となり、経常収益で経常費用を賄えています。今後も、健全経営を維持していくために、物価高騰に対応しつつ、さらなる費用削減の取り組みが必要です。
▽経費回収率 100.8%
料金水準の妥当性を示す経費回収率は、100.8%となり、費用を使用料で全て賄えています。今後も、健全経営を維持していくために、適正な使用料収入の確保とさらなる汚水処理経費削減が必要となります。
▽汚水処理原価 165.7円
汚水処理原価は、有収水量1立方メートルあたりの汚水処理に要した費用です。必要に応じて、維持管理費の削減や接続率の向上による有収水量を増加させる取り組みが必要です。
▽水洗化率 96.9%
処理区域内人口のうち、汚水処理している人口の割合を示す指標です。96.9%は比較的高い水準といえます。
下水道事業は使用者の使用料金収入で経営しています。快適で衛生的な生活環境の形成と公共水域の水質保全のためにも使用料金の納期内納入をお願いします。
《令和4年度 決算財務諸表》
■ワイン事業会計
《経営の健全性について》
▽経常収支比率 89.5%
▽営業収支比率 88.0%
経営の健全性を示す経常収支比率は、89.5%となり、前年度より11.1ポイント増加しました。また、営業収支比率も88.0%となり、前年度より11.8ポイント増加しました。コロナ禍で悪化した経営状況の改善が見えつつありますが、引き続き経常経費の削減に努めるとともに経営の健全化を目指します。
ワイン事業はワインなどの販売収益で経営しています。令和4年度は、ぶどう果樹研究所設立50周年を迎え、記念事業の実施や地元産ミズナラを使用した樽で熟成させた50周年記念ワインを販売しました。
《令和4年度 決算財務諸表》
問合せ:
水道事業会計・下水道事業会計 上下水道課【電話】39-2317
ワイン事業会計 ぶどう果樹研究所業務課【電話】22-3242
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