くらしの情報(連載版)〔消費トラブル〕

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■海外から不審な荷物が届いた
Q.3日前、海外から私宛ての不審な荷物がポストに投函されていた。ビニール製の袋に薄くて軽い物が入っているようだが、送り状は英語で書かれているので、差出人はよく分からない。私はインターネット通販を利用するが、注文した商品は全て届いているし、プレゼントの心当たりもない。気味が悪くて開封していないが、この荷物はどうしたらいいだろうか。

A.国内のサイトで購入しても、商品が海外から送られてくることがあります。しかし、相談者は未着の商品はなく、家族や知人からのプレゼントでもないとのことなので、送り付け商法の可能性が考えられます。
送り付け商法とは、注文していないのに、業者が一方的に商品を送り付け、代金を支払わせる手口をいいます。
商品が一方的に送り付けられた場合、特定商取引法では、商品を直ちに処分することができ、開封や処分した後に代金の請求があっても支払う必要はありません。
海外から届いた場合も適用となり、商品を処分するか、使用するかは相談者の自由ですが、念のため、しばらく保管するよう助言しました。

◆覚えのない荷物が届いたら
・同居する家族や離れて暮らしている子どもなどが注文していないか、贈答品などではないか確認する。
・クレジットカードの明細に、身に覚えのない請求が上がっていないかチェックする。
・一方的に送り付けられた商品の代金を誤って支払ってしまった場合は、すぐに消費生活センターへ相談する。

◆相談するなら
消費生活センター(市役所2階)
【電話】39-1166
時間：9：00～16：00
休み：土・日・祝祭日
来所相談は事前に電話予約をお願いします。

▽土・日・祝日の相談は
消費者ホットライン
泣き寝入りは【電話】188(いやや)
利用方法：音声案内→『1』を押す→お住まいの郵便番号7ケタを入力