ふらのゼロカーボンアクション100+α

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■ゼロカーボンって何??
ゼロカーボンとは、人為起源の二酸化炭素排出量と、森林などによる吸収量を等しくさせ、二酸化炭素排出量を実質ゼロに抑えることです。
富良野市では、令和3年4月に「ゼロカーボンシティ」を表明し、2050年までに市内のゼロカーボンに向け、取り組みを進めています。
世界的に見れば、富良野市の取り組みの影響力は小さいのかもしれません。しかし、現在のグローバルな時代では、他の国や地域のことが幾重にも絡み合いながら私たちの身近な生活に影響を及ぼし、自分たちだけでは解決できない問題となることも起こっています。
「こんな小さいまちのことだから…」でも、それが逆に他の地域に影響を及ぼしている可能性もあります。今の地球環境を守り、100年後の未来の子どもたちに繋ぐためには、一人ひとりが他人事ではなく、自分事として行動を変えていくことが必要となります。

■地球は本当に温暖化しているの?
世界の平均気温は1880年から2012年の間に0.85度上昇しています。このまま今以上の対策を取らなかった場合、2100年には20世紀末と比べて約4度上昇すると予測されています。また、今よりも厳しい対策を取った場合でも2度程度上昇すると予想されています。
富良野市において、4度上昇のシナリオでは、冬の平均気温が6度上昇し、1月の厳冬期においても雨が降る可能性が高くなり、湿った雪で雪はねが今以上に大変になると考えられています。

■「ゼロカーボンシティ・ふらの」
富良野市では、令和5年4月にゼロカーボンシティ実現に向けた道筋を示す「富良野市脱炭素ロードマップ」を策定しました。
2030年及び2050年度に向けた温室効果ガス削減目標を定め、5つの柱を設定し取り組みを進めていきます。
▽5つの取り組みの柱
・環境負荷の小さいライフ・ワークスタイルの形成
・循環型社会の維持と更なる推進
・再生可能エネルギーの利用
・森林の吸収機能の維持・強化
・気候変動による影響への適応

▽「君野イマ」「君野ミライ」(本紙の画像参照)が気になる方は環境省ホームページをチェック

■はじめよう!ゼロカーボンアクション
▽家庭における削減目標
2030年度※2013年度比
2.1t-CO2/年削減
・省エネ行動で1.2t
・再エネ導入で0.9t

▽事業所・ホテルにおける削減目標
2030年度※2013年度比
年43%削減

「ふらのゼロカーボンアクション100+α」は、家庭や事業所における削減目標を達成するため、市民のみなさんにぜひ実践してほしい行動例を100個まとめたものです。この100個の取り組みのほか、「私なりのゼロカーボン」行動を「+α」して、一人ひとりができることを積み重ねていきましょう。
ふらのゼロカーボンアクション100+αは富良野市ホームページや富良野市公式YouTubeで紹介していますのでぜひご覧ください。

■みんなは『ハチドリのひとしずく』ってお話しってる?
ある森が火事になり、森の動物たちはわれ先にと逃げていったが、ハチドリだけはくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていた。
森から逃げた動物たちは「そんなことをして何になるのだ」と笑ったが、ハチドリはこう答えた。
「私は、私にできることをしているだけ」

ゼロカーボンの取り組みは、市民一人ひとりがハチドリになってもらうことが必要になってくるよ。

■ふらの農業探検隊
～大きな玉ねぎ選別施設の中で「おいしく食べてゼロカーボン」～
「食」を通じてゼロカーボンの取り組み意義や行動例を学び、実践へのキッカケとしませんか?
農産物の“「畑」から「流通」そして「食卓」まで”を探検し、ふらの農業のストーリーを学べます。
地産地消の取り組みもゼロカーボンアクションにつながります。
日時：8月26日(土)13：00-16：00
※集合…ふれあいセンター
場所：
・畑…玉ねぎ　ほ場
・流通…新玉ねぎ選果場
・食卓…ふれあいセンター
定員：30人
申込み：QRコード(本紙参照)で申し込みまたは環境課に電話で申し込みください。

問合せ：環境課
【電話】39-2308

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問合せ：環境課
【電話】39-2308