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自治体の皆さまへ

まち・ひと・しごと 富良野で働く

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北海道富良野市

富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します

■富良野は脱炭素の色々な可能性がある
▽働く人紹介
高橋 英弘(ひでひろ)さん/東京都出身
NTT東日本 ゼロカーボン推進アドバイザー

◆ゼロカーボン推進アドバイザーに就任したきっかけ
NTT東日本は内閣府が行う、人材派遣を支援する「地方創生人材制度」で富良野市にデジタル専門人材を派遣していました。そのつながりの中で、富良野市が令和3年4月に宣言した「2050年ゼロカーボンシティ」の達成のための知識やノウハウを得るために、脱炭素に向けた支援を主にする「グリーン専門人材」の要請があり、私が派遣されることになりました。

◆どんな活動をしていますか
基本的にはオンラインでやりとりすることが多いですが、月に1回ほど富良野市を訪れ、環境課と連携しながら脱炭素に向けた取り組みを進めています。令和4年度は脱炭素ロードマップの作成をしました。他にも、市職員向けにゼロカーボンについて知ってもらうための講習会を開催し、講師を務めています。

◆富良野市に来て感じたことは
アドバイザーとして派遣されるまでは富良野市の取り組みなどをあまり知りませんでしたが、市民の協力を得て、細かくごみの分別やリサイクルがされていることを知り、全国的に見ても素晴らしい取り組みだな、と思いました。また、富良野市に来て施設や地域を紹介してもらったとき、清水山のラベンダーを見てこれまであまり関心のなかった自然の景色が持つ美しさや素晴らしさに気付き、感動しました。

◆どんな富良野市にしていきたいか
富良野市は脱炭素に対して色々な可能性がある自治体だと思っています。これから新たな再生可能エネルギーの導入などを検討していきますが、ペレットなどのバイオマス燃料や太陽光といったどれか一つに特化せずどれも効果的に取り入れ、2030年、2050年のときに富良野市が全国的に見ても一歩進んだ自治体になるきっかけが作れるように支援していきたいです。

NTT東日本から富良野市へ「グリーン専門人材」として派遣されている高橋さん。「グリーン」にちなみ、月に1回ほど富良野市に来るときは緑色のネクタイを欠かさず着用している。任期は最大2年間で、今年が2年目となる。富良野に来たときの楽しみは、市内の色々なお店で食事をすること。昨年は北海へそ祭りにも参加した。

◆今回紹介する事業所
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
北海道を含む東日本地域の電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービスやこれに伴う業務、目的達成業務、活用業務を行う会社です。

◆応援する事業の紹介
▽ペレットストーブ・薪ストーブ導入補助金
未使用のもので二次燃焼機能があり、熱効率が一定以上のペレットストーブ、薪ストーブを購入した場合に最大で15万円を補助します。くわしくは問い合わせください。

問合せ:環境課
【電話】39-2308

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