中年期以降もたばこを吸っている人は、たばこを吸ったことのない人と比べ、認知症を発症するリスクが2倍以上に高まります。
タバコを吸うと脳の血管が収縮し血流が悪くなるため、脳へ酸素や栄養が十分に供給されず、脳の神経細胞が障害され、結果として認知機能が低下すると考えられています。
老年期であっても、禁煙すると認知症の発症リスクは下がるといわれています。少しでも早く禁煙することが、認知症を予防するために重要です。自分の力で禁煙をすることが難しい場合は、禁煙外来も活用しましょう。
地域の高齢者でいつもと様子が違っている方を見かけたり、気になる高齢者がいる場合は、地域包括支援センターまでご相談ください。相談の内容に応じて関係機関と連携しながら、地域で暮らす高齢者に、介護、福祉、健康、医療、権利擁護などのさまざまな面から総合的に支援を行います。
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