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まち・ひと・しごと 富良野で働く

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北海道富良野市

富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します

■患者さんのニーズに応えるのが何よりも大事
◆働く人紹介
宋(そん) 勇錫(よんそ)さん/滝川市出身
ふらの西病院 眼科医師(眼科部長)
旭川医科大学客員准教授

◇医師になったきっかけはなんですか
小さいころ、身体が弱く入院を繰り返していました。そのため、診察してくれる医師という存在が身近で憧れの存在になり、高校に通っている頃から医師になるための勉強をしていました。眼科を選んだのは、昔からプラモデルなどの手先を使うことが好きだったということと、眼科は手術を行うことが多く、手術をすれば治る病気が多いので「この人の病気を治すことができた」と一番実感できたことが理由です。

◇旭川医科大学医局との関わりは
自分が所属していた旭川医科大学の医局の関連病院として、ふらの西病院には土曜日の外来の診察をしに何度か訪れていました。そのためふらの西病院の常勤医師になる話が来たときも抵抗なく決断できました。現在は旭川医科大学の客員准教授という立場で関わり、毎週金曜日は旭川医科大学病院で外来の診察をしています。

◇常勤医師となって感じるふらの西病院の印象は
これまでふらの西病院では土曜日の診察しかしてこなかったのですが、常勤となり一番感じたことは思っていた以上に緑内障や白内障など、目の病気を持っている方が多いということです。また、医師、看護師、スタッフ含めて連携が取りやすいと感じています。眼の病気は眼だけでなく、脳や内臓の病気が原因で起きていることもあります。原因がわかったときに、すぐに脳外科や内科の先生に状況を伝え、連携することができるのは地域病院ならではだと思います。

◇住んでみて感じる富良野市の印象は
これまでも観光で富良野に来ていたので、自然が綺麗なところでイベントなどがたくさんある場所だということは知っていましたが、7月末に引っ越してきて気づいたのは外国人に配慮されている所です。妻がアメリカ人なのですが、お店や公共施設など、色々なところに日本語と英語の表記があり、観光地ならではの配慮だなと感じました。

◇今後取り組んでいきたいことは
患者さんと接するときに一番大事にしているのはその人の求めているニーズに応えることです。ふらの西病院にも、手術を受けて視力を取り戻したいという人は多く訪れます。そのため、必要な設備を整え10月から手術を開始する予定です。目の前の、治療を必要としている人を早く治してあげたい。それが今、自分が取り組みたいことです。

◆今回紹介する事業所
医療法人社団ふらの西病院
桂木町2番77号
【電話】23-6600

◆事業の紹介
◇富良野市特定健診
富良野市は国民健康保険加入者を対象に特定健診を実施しています。保健センターや支所などで行う集団健診と市内の医療機関で行う個別健診で受けることができます。日程など、くわしくは問い合わせください。

問合せ:保健医療課
【電話】39-2200

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