[シリーズ防災情報]
様々な制約がある避難所生活は、避難所を開設する市や運営に携わる自治会・自主防災組織と避難された皆さんがお互いに協力しあうことがとても大切です。
■避難所での生活
避難所での生活には、避難された皆さんの協力が必要不可欠です。富良野市は、市内の学校など、全13カ所を一般指定避難所及び指定福祉避難所として指定しています。災害が発生して開設された避難所にはまず、毛布・水・食料の他、段ボールベッドなどが配られ、次第に様々な日用品などの支援物資が支給されていきます。
しかし、道路の途絶など、被害が大きい場合は支給が滞ることがあります。そうした場合に備えて、「防災備蓄」として水や食料、生活用品など日常生活に必要な物を事前に備えておくことが大切です。
ほとんどの方は避難所生活は未経験のため、事前に準備するにも何をどう準備すれば良いか分からないと思います。
避難する際に携行する「非常持ち出し品」の一例については、広報ふらの11月号で紹介していますので確認してください。
避難所は、一定期間、身の安全を守る場所であり、長期の滞在は想定されていません。大規模災害により長期の避難所生活となった場合、今までの日常生活とは一変して不便な生活となり、様々な我慢を強いられるため肉体的ダメージに加えて精神的ストレスも蓄積されていきます。
「避難所での生活をより良くしていきたい」という気持ちをもって、避難所にいる人同士で相手の事を考えながら行動し、自分たちで生活環境を整えることが避難所生活には欠かせない大切な事です。
問合せ:総務課
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