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まち・ひと・しごと 富良野で働く

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北海道富良野市

富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します

■喫茶店のようにのんびりとした空間を
◆働く人紹介
大河 健太郎(おおかわけんたろう)さん/旭川市出身
エゾリス珈琲 店主

○お店を始めたきっかけは
元々カフェなどに長年勤めていて、札幌や東京などで働いていました。独立をしたいと考え、地元旭川の近辺で物件を探していたところ、紹介してもらった富良野の物件が気に入り、ここでお店を始めたいと考え移住を決意しました。

○「エゾリス珈琲」という店名の由来は
旭川の市街地から離れたところで生まれ育ったので、富良野と同じように動物は街中で見かけるような身近な存在でした。なので動物の名前をお店の名前にしたいと考えていて、お店を開くことを決めた富良野市の獣を調べたところ、エゾリスだということがわかり「エゾリス珈琲」という名前に決めました。何度か来てくれているお客さんの中にはエゾリスのぬいぐるみや写真、絵本などを持ってきてくれる人もいて、いただいたものも飾らせてもらっています。

○お店を開店するとき利用した制度は
市商工観光課の店舗等新築改修費補助と新規出店家賃補助事業を活用しました。補助金は物件の年数が経っていることなどもあり、内装の修繕と改装に使用しています。富良野でお店を始めるとき感じたことは「富良野」のネームブランドです。周りの人に富良野でお店を始めると話したとき、「富良野いいね!」とよく言われたので、地域の名前だけでいいねと思ってもらえるのはメリットだと思います。

○今後の展望は
富良野市は観光客が多いので、観光客向けのお店は多くありますが、地元の人が気軽に集まったり話ができるカフェなどはまだまだ多くない気がします。お店を始めて半年ほどしか経っていませんが、地元の人が集まれる喫茶店のように、のんびりとした空間を自分一人で出来る範囲で提供していきたいです。

・森や木を連想する緑や茶色の内装で一番目を引く壁画。大河さんが東京時代から付き合いのあるデザイナーが実際に改装中の店舗に足を運び、デザインした。出来上がりに感動した大河さんは一度完成していた壁の色を壁画に合うように全て塗り直したそう。
・大河さんが自ら豆を選んで自家焙煎し、風味や香り、味わいを楽しんでもらえるように一杯一杯丁寧にハンドドリップで提供されるコーヒー。「エゾリス珈琲」が色々なコーヒーに興味を持ってもらう入口になれば、と話していた。

■今回紹介する事業所
エゾリス珈琲
所在地:朝日町4番5号

■応援する事業の紹介
▽富良野市中小企業振興総合補助金
市内の中小企業が新たに行う事業の費用の一部を補助するものです。新たにお店を始める方などに対して補助を行っています。くわしくは問い合わせください。

問合せ:商工観光課
【電話】39-2312

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