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健康 〔健康コラム〕

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北海道富良野市

■富良野協会病院 DMAT出動
富良野医師会 角谷(かくや)不二雄さん

DMATとは、「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チーム「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって“ディーマット”と呼ばれています。医師、看護師、業務調整員で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。災害拠点病院である富良野協会病院にはDMATがあり、これまでに訓練を積んできました。そして、初めての実地活動として、1月18日に能登半島沖地震の被災地に向けて出発しました。活動の場所は、最も被害が大きかった石川県珠洲市であり、食料・水・簡易トイレなどを持ち込んで、車中泊しながらの活動が予定されています。余震も続き、気象条件も良くない中、決意をもって医療的支援を行う当院DMATのメンバーを私は誇らしく思っています。
さて、今回は被災地を支援する立場となりましたが、次は富良野が被災するかもしれません。能登半島沖地震の原因として、地殻変動を起こす断層の存在が想定されています。実は富良野盆地の西縁と東縁には富良野断層帯と呼ばれる活断層帯があります。また、1926年5月24日におきた十勝岳の噴火は、噴火口付近に積もっていた雪をとかし、爆発後30〜50分で上富良野市街まで泥流が流れ下りました(大正泥流)。死者・行方不明者は上富良野町で137人、美瑛町で7人と大きな被害をもたらしました。いつ災害が起きても対応できるように日頃から備えておくことも必要です。家具の転倒防止策はできているか、水・食料・衣類などの備蓄はあるか、避難経路はわかっているか、などの再点検をぜひお勧めします。

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