■子どもの癇癪(かんしゃく)
お子さんの癇癪に悩むお父さんやお母さんは多いのではないでしょうか。癇癪とは、声を荒げて泣く、激しく奇声を発する、暴れて手がつけられないなど、興奮を伴う混乱状態を指しています。癇癪を起こすということは、何か困っていることがある、要求があるということです。原因が分かったら、子どもの気持ちを代弁し、気持ちに寄り添ってあげましょう。乳児期のお子さんであれば、落ち着いて穏やかに話しかけながら原因を取り除いてあげましょう。幼児期の子どもは自我が芽生え心の自立が始まります。自分でやりたがり、うまくできずに癇癪を起こしますが、この時期の失敗や成功の経験は、その後の自立につながります。興奮した心を切り替えさせるためには、
・お子さんの「イヤ」の気持ちを言語化し、「これが、イヤだったのね」と気持ちに寄り添う。
・別の選択肢を提案し、選んでもらう。
・親子で気持ちを切り替え、外に出て環境を変えたり泣き止んだ後に水を飲んで一息つく。
これらの方法を実践し、気持ちを切り替えるきっかけを作ってみましょう。
問合せ:虹いろ保育所
【電話】22-2533
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