富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します
■少しずつ富良野に恩返しができたら
◆働く人紹介
瀬川(せがわ)あやかさん/富良野市出身
シンガーソングライター
◇アーティストを目指したきっかけは
小さい頃から歌や音楽が好きでした。テレビっ子だったので、音楽番組は録画して見ていて、「私もこうなる」と思ったのがきっかけですね。
◇サンエーホールでのライブの感想は
めちゃくちゃきれいで圧倒されました。歌ってみたら音もとても素敵で歌いやすかったです。天井が高いのもあって、響きが全然違いました。サンエーホールでのライブは、建て替えるとわかってからずっとやりたいと思っていました。
◇楽曲をつくるときに意識していることは
意識することが変わったなと思います。前はノリのいい曲や耳障りを意識していた時期がありました。最近は、「どういう人に聴いてほしいかな」「私がどういう言葉を伝えたいかな」から曲を書き始めています。デビュー前のように歌詞を重視するようになりました。
◇富良野公演で初披露した新曲に込めた想い
きっかけはSNSやお手紙です。新しいことを始める悩みや相談をたくさんいただいていました。それらに対してアンサーを歌で伝えられたらいいなというところから始まりました。暑苦しく感じてしまうかもしれませんが、「やってみてから考えてみてもいいじゃない」「もう少しラフに考えてみてもいいかもよ」というところを受け取ってもらえたらいいなと思います。大きい小さい関係なく、あれやってみようと、何かを始めるきっかけになればいいなと思います。
◇離れて感じる富良野の魅力は
小さい頃は「芸能からはほど遠い田舎じゃん」と思っていましたが、出てみるとそれぞれの良さがあることに気がつけました。富良野の親戚かなと思うぐらい優しく声をかけてもらえる人柄が大好きです。食べ物や自然など、なんて豊かな場所なんだろうと大人になって改めて感じました。少しずつでも富良野に恩返しができたらと思います。
◇これからの目標は
地元のために何かできることがあれば全力でやりたいと思います。9月に富良野全体を盛り上げる「bonchi fes. FURANO」の第1回に参加できるので、一緒に盛り上げたいと思います。また、作品を手に取ってもらって、耳元に届けられる準備ができればと思います。
◎6月8日(土)に行われた富良野公演では、新曲「Dreams come true」を含む14曲が披露された。観客と一緒に楽しむ音楽を意識したライブが行われました。
■瀬川さんも出演する「bonchi fes. FURANO 2024」
富良野盆地の広大な自然の中、新たなフェスティバル「bonchi fes. FURANO 2024 meets FEELD GOOD FES.」が9月6日から8日にかけて、富良野スキー場北の峰ZONE特設会場で開催します。富良野市の持つ魅力を全国に広く伝えるイベントは、音楽、グルメ、キャンプ、そしてアクティビティを組み合わせた「響き合う、五感」~MIX ENTERTAINMENT~をコンセプトにしています。
問合せ:bonchi fes. FURANO 実行委員会
【E-mail】info@bonchifes.com
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