■意図せず別サイトに誘導される海外事業者との契約トラブル
「国内事業者のサイトを利用して意図せず、海外事業者とのサブスクリプション契約となっていた」「届いたメールが英語表記で内容がわからない」などの相談が多数寄せられています。
【相談事例1】
ポイントを貯めるアプリをダウンロードした。横から登録画面が出てきたので入力すると、知らない海外事業者から登録完了メールが届き、サブスクリプション契約していることに気づいた。解約したい。
【相談事例2】
チケットを購入しようと「スタート」ボタンから手続をしたら、身に覚えのない契約内容が表示され海外サイトに登録してしまったようだ。事業者の連絡先がわからない。
◆相談事例からみる問題点
・広告と気付かずサブスクリプション契約の画面に誘導されている
・契約先の事業者名や契約内容を認識できないままに、クレジットカード情報等を入力している
・事業者が最終確認画面を設けていない可能性がある
・契約先の実態等がわからず、問い合わせ先もわかりにくい
◆消費者へのアドバイス
・「スタート」、「OK」、「今すぐ視聴する」などのボタンが表示されても、表示の周辺に×などがあるものは広告の可能性があるので確認しましょう
・登録完了メールが届いていないか確認しましょう。また、クレジットカードの請求をこまめに確認しましょう
・事業者への申し出の方法がわからない場合や不安に思った場合にはすぐに消費生活センターや越境消費者センター(CCJ)に相談してください
◎越境消費者センターは海外の事業者との取引でトラブルにあった消費者のためのオンラインの相談窓口です
▽相談するなら
【電話】39-1166
来所相談は事前に電話予約をお願いします。
・消費生活センター
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