◆認知症と診断されたら(7)
認知症と診断されたら、意思決定ができる早期の段階で今後起こりうる生活の困りごとに備えることが大切です。診断後、具体的にどのような行動をとれば良いか紹介します。
◇かかりつけ医をもち、受診を継続する
認知症が進行すると、新たな場所や環境に適応するのが難しくなります。そのため、認知症が進行してから改めて病院に受診しようとすると、慣れないところへ行く不安から、医療や治療を拒否してしまい適切な医療を受けられなくなってしまう可能性があります。認知症の初期の段階からかかりつけ医を持ち、受診に慣れておくことが大切です。
また、認知症が進行すると、日にちがわからなくなり受診できなくなる場合があります。受診予定日をカレンダーに記入したり、家族がいる場合は家族から声掛けをしてもらうなど、受診を継続できるように工夫する必要があります。
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