文字サイズ
自治体の皆さまへ

多文化の彩り 共に創る未来

3/33

北海道富良野市

The Colors of Multiculturalism : Creating the Future Together

富良野市内で外国人を見かけることが多くなってきています。観光で富良野を訪れる人は令和5年度に過去最大になりました。また、基幹産業の「農業」「観光」に加えて「介護」など、富良野市の経済を支えている外国人市民も多くいます。
多文化共生のため私たちが何ができるのかを、同じ地域で暮らす一員として、一緒に考えてみましょう。

富良野市に住む外国人の人口は538人(令和6年11月末現在)〈直近5年間で255人増加!〉
富良野市に住む人口の約3%になります。
また、令和5年度の宿泊客数は130,479人、宿泊延数は256,567泊と過去最大

◆多文化共生ってどういうこと?
多文化共生とは、異なる国籍や民族の人々が互いの文化的な違いを尊重し、対等な関係を築きながら地域社会の一員として共に生きていくことです。
例えば、外国人が増えている日本では、駅や病院の案内看板が多言語で表示されるようになったり、学校で外国文化を学ぶ授業が行われたりしています。これにより、異なる文化背景を持つ人々が互いに理解し合い、協力しながら生活することができます。多文化共生は、少子高齢化による人手不足の解消や、地域社会の活性化にもつながります。異なる文化や価値観を尊重し合うことで、より豊かな社会を築くことができます。

◆地域を支える外国人
北海道大学のインターンシップで来られた留学生が、市内で働く外国人や職場の人にインタビューや動画の撮影・編集を行いました。働いている様子などを市公式YouTubeで公開しています。
・馮 銘傑(ヒョウ メイケツ)さん(左)
・張 玉潔(チョウ ユイケツ)さん(右)
※詳しくは広報紙P.6をご覧ください。

◆多文化共生に向けて私たちができること
◇文化を理解する
他の文化を学び、理解を深めることが大切です。異文化のイベントやフェスティバルに参加したり、異文化に関する本や映画を楽しんだりすることで、異なる背景を持つ人々の視点を知ることができます。
◇コミュニケーションを大切にする
言語や文化の違いを超えて、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。簡単なあいさつや感謝の言葉を学び、異文化の人々と交流することで、信頼関係を築くことができます。
◇多様性を尊重する
異なる文化や価値観を尊重し、偏見や思い込みを持たないように心がけましょう。多様な意見や背景を持つ人々と協力し合うことで、より豊かな社会を築くことができます。

◆やさしい日本語を使ってみよう
やさしい日本語とは、外国人や日本語を学び始めたばかりの人々が理解しやすいように、簡単な言葉や文法を使って表現された日本語です。
◇やさしい日本語のポイント〈はさみの法則〉
は「はっきり言う」
さ「最後まで言う」
み「短く言う」

◇例えば
・記入してください→書いてください
・今日はなまら寒いなぁ→今日はとても寒いですね
・お手洗いはどこですか?→トイレはどこですか?
・使えないわけではないです→使うことができます など

◆富良野市国際交流事業の募集
対象事業:
(1)国外における研修、調査など
(2)友好都市との交流
(3)研修会、講演会、語学講座の開催など
対象者:市内在住の個人及び市内の団体
補助額:補助金の交付は、富良野市国際交流審査委員会で内容を審査し、可否を決定します。補助額は交通費、滞在費、研修会開催経費など、補助対象となる経費の50%以内(予算の範囲内で補助)。食費、通訳ガイド料、添乗員経費、保険料など、補助対象にならない経費があります。
申請期限:事業実施の1カ月前まで

問合せ:コミュニティ推進課
【電話】39-2311

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU