《シリーズ防災情報》
12月から1月下旬までの降雪量が最も多く、1年の約半分の雪がこの時期に降ります。徐々に暖かくなる2月以降も断続的な降雪が続き、湿った雪が降りやすくなります。気象情報をこまめに確認し、事前の準備をしておきましょう。
■大雪に備えましょう
大雪による災害は、道路の通行止めなど交通機関への影響や電線などに着雪して停電、家屋、ビニールハウスの倒壊など生活に大きな影響を及ぼします。降雪に暴風がともなう場合、「暴風雪警報」が発令されることがあります。暴風雪は視界が著しく悪化し、自動車などの運転にも大きな支障をきたします。雪崩や屋根からの落雪、雪下ろし作業中の事故などにも注意が必要です。
電気・ガスの途絶や交通障害による流通の停滞により、食料品や日用品の購入が難しくなることがあるため、自宅に最低限の食料品や日用品を用意しましょう。食料品は、長期備蓄用の保存食ではなく、普段から食材、加工品を多めに購入しておくことで、常に一定量の食糧を備蓄することが可能です。
大雪に関する気象情報は、テレビやラジオ、スマートフォンの防災アプリなどで予想される気象の数日前から発表されます。予想降雪量、最も降雪する時間帯などの最新情報を確認し、大雪が予想されるときは、早めに家屋やビニールハウスなどの雪下ろしを行い、極力外出を控えるなど対策をしましょう。運転中に立ち往生した場合は、マフラーの排気口がふさがると車内に排気ガスが流れ込み一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、こまめに除雪するか、エンジンを切って救助を待ちましょう。
◆大雪時にやむを得ず外出するときの注意点
◇歩行
濡れにくく撥水性の高いものを着用し、狭い歩幅で歩きましょう。なるべくポケットには手を入れず、荷物も手に持たないようにしましょう。
◇車の運転
急発進、急停止にならないように普段よりもゆっくり慎重な運転を心掛け、車間距離は、普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。
◎大雪警報が発令されたときは不要不急の外出は控えましょう
問合せ:総務課
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