■認知症と診断されたら(8)
認知症と診断されたら、意思決定ができる早期の段階で今後起こりうる生活の困りごとに備えることが大切です。診断後、具体的にどのような行動をとれば良いか紹介します。
◆友人や地域の人との交流を継続する
認知症になると、聞いたことを忘れたり、状況を理解するのに時間がかかり人付き合いでつまずくことがあります。そのため、人付き合いを避け、閉じこもりがちな生活になってしまう場合があります。しかし、他者との交流は認知症の進行を遅らせるために重要であると言われており、交流機会が少なくなると、認知機能の低下が進む恐れがあります。超高齢社会の今、認知症は珍しい病気ではなく、認知症であることを隠す必要はありません。認知症であることを周りに理解してもらいながら、友人や地域との交流を継続しましょう。
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