文字サイズ
自治体の皆さまへ

「私の思い」にお答えします

18/30

北海道岩内町

「私の思い」をお寄せいただき、ありがとうございます。
町民の方からいただいた「私の思い」は、すべて町長が目を通し、記名のある場合は、ご本人にお答えしています。
そこで、今回は直接お答えできなかったものや町民の皆さんにお知らせしたいものの一部についてお答えします。

■防災行政無線でお悔やみの放送を流してほしい。火災発生時に字名だけでなく目印等を早く知らせてくれると助かります。
防災行政無線につきましては、町における防災および行政一般に関する情報等を的確かつ迅速に町民に伝達し、広報活動の充実を図り、町民の福祉の増進に寄与することを目的として町で開催する各種行事などの行政一般に関する情報をお知らせする「定時放送」と、気象注意報・警報発令時に避難等の必要があると判断されたときなど、町民の生命や財産に関わると判断されたときに行う「緊急放送」を行っております。
このような設置目的で運用していることから、お悔やみ放送につきましては、本来の目的には該当しないことやプライバシーの保護の観点などの課題があり放送しておりません。
また、火災情報につきましては、岩内消防署より午前6時から午後9時までの時間帯で、火災鎮火後に発生時間や負傷者の有無、火元の字名やおおよその地番などを個人情報に配慮しながら「緊急放送」としてお知らせしているところであります。
火災放送を早く流せない要因としましては、放送を聞きつけたことにより、多数の見物人が来ることが想定され、二次災害などの危険を招くおそれがあること、現場周辺の車両による渋滞が発生するなど消火活動の妨げになることが考えられます。
以上のことから、現時点では、これまでの対応を変更する予定はございませんが、お寄せいただいたご意見やその他のご意見と合わせ、毎年開催しております岩内町防災行政無線施設運営協議会において協議し、今後の放送内容の充実に努めてまいります。

■クーポン券について、スーパーが一軒しかないので使えないのは矛盾している(クーポンより現金の方が良い)
町が生活支援や経済対策のために実施したクーポン券は、商品券の発行額面を町が全額負担する場合は、関係団体と協議をした中で、地域商店街の活性化を優先する観点から町内の大型店を除いた各店舗で使用できることとしております。
一方、プレミアム商品券につきましては、町民の皆さんが発行額面を自費で購入するという観点から、利便性を重視し、大型店舗を含め町内各店舗で広く使用できることとしております。クーポン券などの代替としての現金配付は、その現金が地域商店街で利用されないなどの懸念があるため、町内で使用できる商品券を発行して、町内での経済循環をより高める施策としているところであります。クーポン券の大型店での使用可否について、今後の施策の検討にあたり、十分参考にしてまいりたいと考えております。

■核燃料について、町に入ったお金は住民にくれないのですか。
核燃料税は、北海道が創設した法定外普通税であり、その一部を特定発電所周辺地域対策交付金として、北海道から交付を受けています。この交付金の使い道に関しましては「地域住民の生活の利便性を図るための公共用施設等の整備および維持運営によるもの」など3種類の区分があり、交付金を住民の方々に直接分配することはできませんが、町道の維持管理や除排雪対策に係る経費に交付金を活用しており、今後も住民の皆さんの暮らしに役立ててまいりたいと考えています。

■物が値上がりし、少ない年金では生きていけなくなります。給付金などを出して助けてください。
町ではこれまで、物価や燃料費高騰の影響を受け、国の給付金事業のほか、低所得の高齢者世帯等への生活応援クーポンの配付など、家計支援を行ってきたところであります。
今年度においても国から物価高騰による負担軽減のための低所得世帯への支援(一世帯あたり3万円)が示されており、本支援策による給付金の支給を進めています。
町といたしましても、電気代や物価等の高騰を踏まえ、支援策を検討しているところであり、状況に応じた適切な支援を進めてまいりたいと考えております。

■原発のゴミ処理の件で、7,500万円が入ったと噂になっています。本当なのか。だとしたら、何に使うのか知りたいです。
寿都町では、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定に向けた調査を実施しており、これに対して、電源立地地域対策交付金が交付されております。この交付金の一部については、近隣町村に配分できるとなっていることから、岩内町には寿都町から令和3年度と令和4年度にそれぞれ7,500万円、合計1億5,000万円の配分を受けております。
交付金の使い道は地域の振興等を図るために実施される事業が対象となっていることから、令和3年度は全額をオートキャンプ場の施設改修のため、令和4年度は7,500万円のうち4,500万円を同じくオートキャンプ場の施設改修のため、3,000万円を町史編さんのために活用することとしております。

問合せ:広報統計係
【電話】62-1011

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU