文字サイズ
自治体の皆さまへ

写真とともに振り返る岩見沢

2/42

北海道岩見沢市

市は、開庁140年・市制施行80周年を記念し、市町村合併前からの岩見沢・北村・栗沢の出来事を7つのテーマに分け、写真で振り返るパネル展を開催しています。
今月は、そのパネル展を基に、岩見沢のこれまでのあゆみを紹介します。

◎76.1MHz
市職員が出演して説明します
10月13日(金)午後5時40分

■開庁140年・市制施行80周年記念写真パネル展
日程:10月9日(祝)まで
時間:午前9時から午後10時
場所:まなみーる市民会館(9西4)

問合先:庶務課文書法制係
【電話】35-4815

■災害に強いまちは、きれいなまちから
岩見沢はこれまで、いくつもの自然災害を乗り越えてきました。中でも5日間で400ミリを超える大雨となり、北村から栗沢にわたり大きな被害をもたらした昭和56年の集中豪雨や観測史上1位となった平成23年度の豪雪などを覚えている方も多いのではないでしょうか。
私たちは、これまでに経験した災害を教訓に、定期的な防災訓練や河川清掃などを通して、頻発する自然災害に備えるとともに、地域で助け合う活動の大切さも忘れてはなりません。
(1)昭和59年6月最上川河川清掃(栗沢)
(2)平成8年2月豪雪(緑陵高校生のボランティア除雪)
(3)平成18年8月防災訓練(総合体育館)

■炭鉱・鉄道から自動車へ、スマートムーブを目指して
産炭地として知られた空知。その中でも岩見沢は、石炭輸送を担って延伸した鉄道の中継地として発展しました。昭和40年代になると炭鉱が閉山、交通手段はバスに転換し、国道や高速道路などが整備されて自家用車が普及すると交通事故も増え、交通安全の啓発活動が定期的に行われるようになりました。
鉄道に加え路線バスやタクシーなどの公共交通は、今後も市民生活や観光を支え、環境にも優しい移動手段として期待されています。
(1)昭和48年7月万字炭鉱従業員
(2)平成4年4月春の交通安全ロードキャンペーン(栗沢駅前通り)
(3)平成29年10月バス路線の再編

■地域とともに歩む大学生
北海道教育大学岩見沢校は、度重なる存続の危機を乗り越え、今年で創立100周年を迎えました。岩見沢校では芸術・スポーツを専門分野とする学生が学び、音楽演奏や美術作品の制作、健康体操や子ども向けのスポーツ教室などを通して、子どもたちや市民と触れ合う機会をつくっているほか、市民の生きがいづくりなどまちづくりの課題にも挑戦しています。
地域とともに歩む学生の意欲的な活動は、まちを活気づけてくれています。
(1)昭和53年頃教育大学岩見沢分校
(2)平成20年11月健康と福祉を高めるセミナー(ひゃっぴい体操誕生)
(3)平成21年5月i-box開設記念・岩っCHAO!

■食料生産の近代化と転作、地産地消と消費拡大、サスティナブルで強い生産形態を目指して
岩見沢の農業は、昭和40年代まで続けられた客土事業や品種改良、大型機械の導入など経営の近代化により発展してきました。石狩川水系の豊富な水を生かした広大な農地は、道内トップクラスの水稲栽培などによって食料供給地としての役割を担っています。
近年、農業従事者の高齢化と担い手不足が進んでいますが、気象データを活用した農業気象システム、ICT技術を備えたトラクターの自動走行などを導入して作業の効率化と技術の伝承に挑戦し、持続可能な強い農業を目指しています。
(1)昭和36年田植え(岩見沢)
(2)昭和44年索道客土(大願地区)
(3)令和元年10月ロボットトラクター走行デモ

■地元に誇りを、誰もが無理のない仕事と暮らしを楽しむ
桂沢ダムの完成や産炭地振興策を契機に、多くの企業が進出し、炭鉱・鉄道に代わって地域経済の担い手になった事業者と地域が協力してさまざまな行事を生み出してきました。
岩見沢、北村、栗沢にはそれぞれの地域で受け継がれ、暮らしを豊かにする特色ある行事や祭りがあります。夏祭りの時期に始まった各地域の踊り、昭和58年に始まり、秋の風物詩となったいわみざわ百餅祭りや豪雪期に開催されるドカ雪まつりは、市民や観光客を楽しませてくれます。
(1)昭和55年9月北村音頭の練習
(2)昭和57年8月第6回農業祭(新栗沢音頭)
(3)昭和58年8月いわみざわ夏まつり(観光音頭踊りパレード)
(4)平成8年2月第3回馬そりと温泉ツアー(北村)

■確かな学力と豊かな体験活動、様々な文化に触れる
農業が盛んな岩見沢と北村、そして炭鉱でも栄えた栗沢には、多くの小・中学校がありましたが、高度経済成長期の昭和30年代後半から炭鉱離職者や離農者が増え、児童生徒数が減少し、小・中学校の統廃合が進みました。
統廃合の過程では、各学校の長所や地域の伝統、特色ある部活動などを受け継ぎながら、豊かな自然環境を活用したさまざまな体験学習にも取り組んでいます。
少子化社会を迎え、ライフスタイルの変化に対応するため、学校と放課後児童クラブを隣接させるなど、新たな環境整備も進んでいます。
(1)昭和52年11月第2回栗沢中吹奏楽部定期演奏会(栗沢)
(2)平成5年5月新琴似と北村の子供会、田植えの体験

■健康が身近に、楽しく健康づくり、健康で活動的な暮らしを楽しむ
岩見沢、北村、栗沢の各地域とも昭和30年代から保健師などを中心に病気の予防に取り組んできました。平成27年4月から、北海道大学とともに健康をもっと身近に感じ、いつまでも元気に暮らせるまち〝健康コミュニティ”をつくる取り組みを進めています。家族健康手帳アプリや健康ポイント事業などを通して病気の予防や生活習慣の改善に取り組み、平成28年6月に全国の自治体で初めて健康経営都市宣言が認定され、平成29年4月には市民の健康づくりの拠点としていわみざわ健康ひろばもオープンしました。
また、各地域では、昭和30年代から広く呼び掛け、運動会やスポーツ行事に取り組み、健康づくりとともに親睦を深めています。
(1)昭和51年9月第1回老人オリンピック大会(栗沢)
(2)昭和59年8月第1回村民運動会(北村)
(3)平成29年4月いわみざわ健康ひろばオープン
紹介したのはパネルの一部です。ぜひパネル展にもお越しください
パネルの写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

問合先:秘書課広報係
【電話】35-4793

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU