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受け継がれる想(おも)い

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北海道岩見沢市

岩見沢は今年、開庁140年、市制施行80周年を迎えます。これを記念し、岩見沢のこれまでのあゆみや岩見沢に関わりの深い人、出来事などを紹介します。

■第7回健康とスポーツ
岩見沢市は、平成28年6月の健康経営都市宣言に基づき、市民一人一人が健康で生きがいをもって暮らせるまちづくりを進めています。切れ目のない母子保健サービスの提供や病気の早期発見と早期治療、健康寿命の延伸、健康体操や食育講座などを通して病気の予防や生活習慣の改善に取り組んでいます。
昭和2年の岩見沢、昭和25年の栗沢に続いて、北村でも昭和29年に公立の診療所が開設され、昭和26年に導入された国民健康保険税に基づく国民皆保険制度の発足が契機となり、市民の健康を守る活動の機運が高まりました。岩見沢は、昭和31年10月の全国国民健康保険記念日に合わせて、健康保険事業を開始し、健康相談室に配置した保健婦(保健師)による健康教育や栄養指導を通して、市民自らが健康を守る予防活動が普及していきました。また、昭和30年代から北村、栗沢でも成人病や結核の検診を実施、岩見沢では昭和45年に母子保健の活動を地域に広げるため母子保健推進員制度が始まりました。
健康の維持・増進に欠かせないのが、心と身体を鍛えるスポーツです。昭和23年に市体育協会が創立、昭和29年開催の第9回国民体育大会を機に施設整備が進んだほか、冷害・凶作からの活気づけを目的に昭和30年から市民運動会が、北村では体育協会の結成を機に昭和34年から村民大運動会が、栗沢では町民の健康と親睦を深めるため、昭和53年から町民大運動会が開催されました。市体育協会が昭和40年から始めた市民歩け歩け大会は、現在も続いているほか、昭和30年から岩見沢では冬期の雪まつりと合わせてスキー、スケート大会が開催され、スキー連盟が発足しました。また、スキー場が無くても楽しめる歩くスキーのイベントは、岩見沢に続いて平成元年から北村、栗沢に広まり、冬期の運動不足の解消に一役買っています

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