日本の食品ロスの量は年間約472万トンで、全世界の食料援助量とほぼ同じといわれています。1人当たりに換算すると、茶碗約1杯分の食べることのできる食品が毎日廃棄されています。
食品ロスを減らすため、一人一人ができることを実践しましょう。
■宴会で食品ロス削減
忘年会や新年会のシーズンが近づいてきましたが、楽しい宴会の前に少しだけ食品ロス削減について考えてみませんか。
▼〝3010(サンマルイチマル)運動〟
宴会の際に最初の〝30分〟と最後の〝10分〟は席を立たずに料理を楽しもうというのが〝3010運動〟です。乾杯前とお開きの前の「おいしく食べ切ろう!」といった声掛けが効果的です。
○はじめの30分
乾杯後30分は席を立たず、周りの人と出来たての料理を味わいましょう。苦手な料理は早めに他の人に譲りましょう。
○お開きの10分前
残った料理はみんなで分け合って食べましょう。どうしても食べきれなかった場合は、持ち帰り用の容器を用意してくれる場合があるので、確認しましょう。
▼食べ切れる量だけ注文
注文する前にテーブルの上を確認し、食べ切れる量だけ注文しましょう。コースの場合は、参加者の好みや年齢層に合わせてお店やメニューを選びましょう。
▼歓談タイムには
料理がたくさん残っているテーブルから少ないテーブルに料理を分けましょう。
■自宅で食品ロス削減
▼買い物するとき
使い切れる分だけ購入しましょう。買い物に行く前に、家にある食材の種類や量を確認し、買い物当日に使う食材は、商品棚の手前にある商品を選ぶ〝てまえどり※〟を心掛けましょう。
※賞味・消費期限の迫った商品を積極的に選ぶこと。
▼保存するとき
その日に使わない食材は、新鮮なうちに食材に合わせた下処理をして冷凍すると、長く保存できます。
▼調理するとき
食べ切れる量だけ作りましょう。それでも残ってしまったら、次の日のお弁当に入れたり、別の料理にアレンジしたりしましょう。市ホームページでアレンジレシピを紹介していますのでご覧ください。
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問合せ:廃棄物対策課
【電話】35-4395
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