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こどもたちの笑顔のために 合言葉はおいしくな~れ(2)

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北海道岩見沢市

■食育・地産地消の取り組み
▼食に関する指導
市は、小・中学校に希望調査を行い、食事の大切さや成長に必要な栄養のことなどを学ぶ〝食に関する指導〟を行っています。平成14年度に小学校を対象に実施して以来、実績を積み重ね、現在では各学校から多くの希望があり、今年度は小学校全校、中学校6校の120学級で実施する予定です。
3人の栄養教諭を中心に、各学校の食育担当者と協議しながら、日程や指導内容を調整し、こどもたちの実態や成長に合わせた食の指導を行っています。

▼調理所見学
小学2年生を対象に、調理所見学を行っています。給食ができるまでの調理過程の説明はもちろん、調理員や配送する運転手、事務職員など、それぞれの専門性を生かしながら協働することで、給食がたくさんの人の手によって届けられていることを伝えています。
また、ICT技術を活用したり、体験を多く取り入れたりするなどの工夫もしています。

▼キジ肉を使った献立
市の特産であるキジ肉を使った献立をこどもたちが考え、その中から選ばれた、鶏肉の代わりにキジ肉を使った親子丼〝キジ子丼〟を給食で提供しました。
・自分たちで考えた献立が実際の給食で食べられてうれしい!とってもおいしかったです‼

▼ヤーコン堀り体験
栗沢地区のヤーコン農家の協力で、ヤーコン堀り体験を行っています。こどもたちが掘ったヤーコンは実際に給食で提供しています。

こどもたちがいつもどんな給食を食べているのかを知り、学校給食への理解を深めてもらうため、毎年学校給食展や学校給食試食会を開催しています
・塩分控えめでおいしい!
・思っていたよりボリュームがあった

●この日の献立
◦ごはん
◦ビーフンスープ
◦鶏とりのから揚げ
◦中華サラダ
◦牛乳

■家庭で作れる給食レシピ
こどもからも人気のレシピを紹介します。ぜひ家庭で挑戦してみてください!

▼鶏肉の米粉ザンギ
●材料(10個分)
◦鶏もも肉 300g
◦米粉 100g
◦揚げ油 適量
★おろしニンニク 大さじ1
★おろしショウガ 大さじ1
★しょうゆ 大さじ4
★酒 大さじ2

●作り方
(1)鶏もも肉を一口大に切る(1個30g程度)
(2)★の材料を混ぜ合わせる
(3)ボールに(1)と(2)を入れて混ぜる
(4)良くなじんだら、少量の米粉を入れて混ぜる
(5)(4)に米粉を付けて揚げ油で揚げる

●ポイント
鶏肉に下味を付けたときに、少し米粉を絡ませてから衣となる米粉を付けることで、味がしっかりと付き、カラッと揚がります

▼ヤーコンきんぴら
●材料(4人分)
◦ヤーコン 中1本
◦酢 大さじ1
◦まぐろ水煮 60g
◦ゴボウ 1/2本
◦ニンジン 1/2本
◦油 大さじ1
◦酒 大さじ1
★砂糖 大さじ1/2
★しょうゆ 大さじ1と1/2
★濃縮だし 大さじ2

●作り方
(1)ヤーコンの皮をむき、千切りにして酢水に漬けておく
(2)ゴボウ、ニンジンの皮をむき、千切りにする
(3)油を引いて、まぐろの水煮と酒を入れ炒める
(4)(2)を入れて炒めた後、(1)を入れて炒める
(5)★を入れて味付けをする

●ポイント
ヤーコンの甘さがあるので、砂糖は少量でもおいしく仕上げることができます。まぐろの水煮の代わりに鶏肉や豚肉を使ってもおいしいですが、まぐろの水煮を使うとコクが出て短時間で味がしっかり付き、ごはんに良く合う味に仕上がります

■給食費に関して
保護者が負担する給食費は、食材などの購入のみに使用しています。現在の給食費は平成26年度に改定したもので、以降10年間変えていません。これまで市は、保護者の負担を少しでも軽減するため、食材の調達や調理方法を工夫しながら給食を提供してきましたが、近年は急激な物価高騰の影響で食材費の1割以上を市が支援しています。
このままでは、給食の質や量を維持することは非常に厳しい状況です。そのため、今後も物価の推移や国の動向などを見ながら、安定した給食の提供に向けて検討していきます。

○令和6年度学校給食費の支援状況

市はこれからも、こどもたちの笑顔のために〝おいしくな~れ〟を合言葉に、安心・安全でおいしい給食を提供していきます。

問合せ:市教委学校給食課(緑が丘5)
【電話】22-4008

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