【ペットが安全に、そして安心して暮らすことができる環境や対策をとることが大切です】
ペットを飼うことは楽しいことも多いですが、世話に休みはなく覚悟も必要です。また、ペットと飼い主だけでなく、地域の方も快適に暮らせるようにマナーを守りましょう。
・地域の方への迷惑となるので、ふんは必ず持ち帰り、尿はペットボトルなどで携帯した水で流す
・散歩の際には通行人と接触しないようにしっかりとリードを持つ
・病気の感染や不慮の事故から守るためにも室内で飼うようにする
・外で飼う場合、鎖などでしっかりとつなぎ止める
■ペットに愛情を
近年、動物に肉体的・精神的な苦痛、多大なストレスなどを与える動物虐待の事件数が増加しています。虐待行為は犯罪であり、違反すると懲役や罰金に処せられます。また遺棄する(捨てる)こともそれに含まれます。飼い主は〝命あるもの〟である動物の所有者として、動物を愛護し適切に管理する責任があり、愛情をもって飼育することが必要です。
▼動物虐待のタイプ
○意図的(積極的)虐待=やってはいけない行為をする・させること
殴る、蹴る、熱湯をかける、動物を闘わせるなど身体に外傷が生じる、または生じる恐れのある行為、心理的抑圧、恐怖を与える、酷使など
○ネグレクト=やらなければならない行為をやらないこと
健康管理をしない、病気を放置する、必要な世話をしない、動物を劣悪な環境に置くなど
■ペットを守るために
▼避妊・去勢手術
一般に1回の出産で犬は5~10頭、猫は4~8頭の子供を産みます。むやみな繁殖を防ぐための措置をお願いします。また、避妊・去勢手術は問題行動の抑制や病気の予防になる場合があります。
▼マイクロチップ
令和4年6月1日に〝動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律〟が施行され、マイクロチップの普及率が上がっています。マイクロチップが装着されている場合は、ペットショップや個人に関係なく、環境省の指定登録機関(日本獣医師会)への情報登録・変更手続きをしなければなりません。
マイクロチップを装着すると、首輪が外れても身元が確実に分かるため、地震などの災害ではぐれても飼い主の元に帰ってくる可能性が高くなります
問合先:環境保全課
【電話】35-4387
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