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令和6年度市政方針と予算(2)

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北海道岩見沢市

【重点分野の取り組みの一部を紹介します】

■子ども・子育て・教育・文化~豊かな心と生きる力をはぐくむまち
▼子育てしやすいまちづくりの推進(拡充・新規)
こども家庭センター事業、子どもの医療助成事業 2億8,036万円
子育て世代包括支援センター(母子保健)と子ども家庭総合支援拠点(児童福祉)の両機能の一体的な運営と関連事業を集約し、妊産婦やこども、子育て世帯への相談・支援体制の充実を図るほか、子どもの医療費助成対象要件の緩和(所得制限の撤廃)により、子育てに関する経済的負担の軽減に取り組みます。

▼安心して学べる教育環境の確保(新規)
学校教育施設空調設備整備事業、緑陵高等学校空調設備整備事業 10億5,678万円
夏季の猛暑により児童・生徒が熱中症などの重大な健康被害に陥ることを防止し、快適で安全・安心な学習環境を確保するため、市内の小・中学校、緑陵高等学校の普通教室などに空調設備(エアコン)を整備します。

■都市基盤・環境~自然と調和した快適で暮らしやすいまち
▼カーボンニュートラル※の実現に向けた取り組み(拡充・変更)
脱炭素・環境対策事業 4,656万円
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする〝ゼロカーボンシティ〟を目指し、公共施設の脱炭素化を図るとともに、家庭における太陽光発電システムなどの再生可能エネルギー設備の導入や省エネルギー化を支援します。

▼安全で安心して楽しめる公園づくり
公園造成事業 1億64万円
いわみざわ公園と利根別自然公園を結ぶ散策路の整備のほか、計画的に公園の施設を更新するなど、こどもから高齢者まで集い、楽しめる公園づくりを進めます。

■市民参画・行財政運営~市民とともに創る持続可能で自立したまち
▼タイムリーで効果的な情報発信
広報活動事業 7,276万円
広報いわみざわや地デジ広報、デジタルサイネージ、コミュニティFM、街頭放送、ホームページ、SNSなど、発信する情報に適した手段で、効果的に情報を届けます。

▼効率的・効果的な行政サービスの提供(拡充)
窓口スマート化推進事業、スマート・デジタル自治体推進事業 9,360万円
〝書かない窓口〟の拡充やキャッシュレス決済の活用、オンライン申請の導入など、行政手続きや窓口業務のスマート化※による市民サービスの質の向上とともに、業務システムの標準化への対応やペーパーレス化など業務環境の改善・効率化を推進します。

■防災・防犯・地域コミュニティ~地域で支え合う安全・安心なまち
▼災害に備えた対策
防災対策事業 3,312万円
防災訓練や出前講座、自主防災組織への支援を通して地域防災による防災・減災を推進するほか、災害時における速やかな情報発信を行い、避難所生活や被災者の速やかな生活再建に向けた取り組みを進めます。

▼冬の暮らしの安全・安心の確保
除排雪事業、高齢者・障がい者の冬のくらし支援事業 17億3,000万円
迅速かつ機動的な道路除排雪に加え、町会・自治会などが行う地域自主排雪への支援、高齢者世帯などの雪下ろしや間口除雪、定期排雪の費用の助成など、冬の暮らしの安全・安心の確保を図ります。

■健康・福祉・医療~みんなが健康で元気に暮らせるまち
▼いつまでも健康に暮らせるように(拡充)
健康寿命延伸事業 7,533万円
個人の健康づくりの活動にポイントを付与する〝健康ポイントアプリ〟の活用のほか、各種健康診査や健康教室、健康相談などを実施し、いつまでも健康で生きがいを持って暮らせるよう健康寿命の延伸に取り組みます。

▼障がいへの理解促進と差別の解消へ
共生のまちづくり推進事業 1億5,832万円
バリアフリーの推進やアール・ブリュット※作品の鑑賞機会の提供などを通じ、障がいのある方が社会参加しやすい環境の整備と障がいへの理解促進、差別の解消などを図ります。

■産業経済・交流~活力と賑(にぎ)わいに満ちた魅力あふれるまち
▼産学官連携などによる人材育成と市民中心の社会創出
地域イノベーション推進事業 1,200万円
北海道大学COI-NEXTをはじめとする関係団体との産学官連携の下〝地産地消・自立型エネルギーシステム〟を活用した実証による地域GX実現に向けた産業への利活用を促進するとともに、デジタル技術を理解して活用できる人を増やすため、デジタル人材の育成に取り組みます。

▼こども・子育ての情報を発信
シティプロモーション推進事業 151万円
こども・子育てポータルサイトやすこやか健康手帳アプリ、SNSなどを効果的に活用し、こども・子育て支援をはじめとする特色ある施策などを中心に、岩見沢市が持つさまざまな魅力を市内外に発信します。

■用語解説
※アール・ブリュット
美術教育を受けていない人などが、既成の表現方法にとらわれず自由に制作した生きの芸術作品
※カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
※スマート化
情報システムや各種装置に高度な情報処理能力や管理・制御能力を持たせること

令和6年度の予算は〝選択と集中〟の視点に立ち、事業目的別予算編成の手法により、必要な事務事業の新設、既存事業の再構築を行い、事業間の相乗効果による好循環の拡大を図るとともに、こども・子育て支援をはじめとした、未来への投資となる事業に重点的に配分しました。
その結果、一般会計の総額は482億円、前年度比3.4パーセントの増、特別会計と企業会計を合わせた全会計の総額は914億800万円、前年度比2.6パーセントの増となりました。厳しい財政環境の中、財政調整基金から10億8千万円を繰り入れますが、持続可能で自立した行財政基盤の確立に十分留意するとともに、重点的に取り組む分野をはじめ、必要な施策全般にバランス良く予算を配分しました。

○詳しい内容は市ホームページ、市議会公式YouTubeをご覧ください
・市議会の様子
YouTubeで

・市政方針
ID:3439

・重点分野の取り組み
ID:3434

・市ホームページで

市は、〝人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市〟の実現に向けて、重点分野として定めた6項目を柱に、総合計画や総合戦略などに基づく施策を着実に推進し、持続可能で自立した地域経営の確立を目指した取り組みを進めます。

問合先:企画室
【電話】35-4834

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