公共交通で出掛けよう(2)

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■公共交通にはこんなメリットが!
▼便利で快適
◦時間に正確
◦駐車場を探す必要がない
◦移動中に読書や勉強ができる

▼歩く機会が増える
◦健康維持に
◦新たなお店との出会いにつながる

▼2つの〝やさしい〟
◦マイカーから公共交通に変えると二酸化炭素の排出が削減でき〝環境にやさしい〟
◦マイカーの維持費が不要になり〝家計にやさしい〟

■公共交通で働いている人はどんな人?
バスの運転手に話を聞いてみました

北海道中央バス岩見沢営業所
中野(なかの)信二(しんじ)さん
戸城(としろ)和彬(かずあき)さん

○バスの運転手になった理由は?
中野さん
今年の3月までは道外に住み、ガソリンスタンドで働いたり、トラック運転手をしたりしていました。元々車が好きで、バスが多くの人の足になっていることが格好良いと感じていたので、特に強い憧れを持っていました。
北海道でバスの運転手を募集していることを知り、高知県から岩見沢市に来て自分の夢を叶えようと思い、この仕事に就きました。
戸城さん
こどもの頃から通学や習い事などでバスを利用していました。その時からバスの運転手に憧れを持っており「自分もいつかなりたい」という気持ちを強く持ち続けていたことがバスの運転手になった理由です。

○普段から心掛けていることはありますか?
中野さん
安全運転を第一に考えています。人の命を預かる仕事なので、事故に遭わない、起こさないことが一番重要だと思っています。
戸城さん
三つあり、一つ目は〝健康管理〟二つ目は〝安全運転〟三つ目は〝経路を間違えることなく確実にお客さんを目的地まで送り届ける〟この三つを常に心掛けています。

○バスの運転手になって良かったと思うことは?
中野さん
お客さんから「よろしくお願いします」「ありがとうございます」と声を掛けてもらえると嬉しいです。先日は信号待ちの時に、歩道にいたこどもがニコニコしながら手を振ってくれました。それだけで疲れが吹き飛び、やる気が出ました。これは今までにない経験でした。

○これまでで一番大変だったことは?
中野さん
岩見沢市に来てから日が浅いため、道路や停留所の位置を覚えることが大変でした。最初は不安があり、事前に何度も路線を運転しながら運行時間を確認し、停留所を覚えていきました。まだまだ覚えることがたくさんあり毎日大変です。
戸城さん
26歳の時に、バスの運転経験もない中で札幌市から引っ越してきました。岩見沢市が豪雪地帯だと知らず、最初の3年間はとにかく大変でした。平成23年度の記録的な大雪も経験し、本当に苦労したことを覚えています。

○この仕事のやりがいは?
戸城さん
公共交通の一員として、地域社会に微力ながら貢献しているという責任と喜びを感じています。何よりも、自分の憧れていた好きな仕事ができていることが、一番の励みになっています。

○バスの運転手に興味がある方へ一言
中野さん
私は「自分がやらなきゃ誰がやる」という気持ちで岩見沢市に来ました。これからバスの運転手を目指す方には「難しいと思っても自分以外はできない」「興味があったらやってみる」という気持ちで頑張ってほしいです。
戸城さん
人の命を預かる仕事なので決して楽な仕事ではありませんが、人に感謝されることがあり、やりがいもあります。特に若い人にはぜひ今がチャンスだと思ってチャレンジしてほしいです。

■バスの運転手に興味がある方に北海道中央バスの耳より情報
興味はあるけど運転に必要な大型2種免許を持っていないという方も安心です。条件付きで会社が免許の取得費用を負担してくれます。また、女性の運転手も活躍しています。興味のある方は、北海道中央バスホームページをチェック!

問合せ：企画室
【電話】35-4834