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自治体の皆さまへ

「通いの場」で心とからだのフレイル予防!

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北海道帯広市

身近な場所から始める活動
市内には、地域の住民が中心となり、フレイル予防に取り組んでいる「通いの場」があります。あなたに合った「通いの場」を見つけて、参加してみませんか。

■フレイルってなに?
フレイルとは、年齢を重ねることで、体や心のはたらき、社会とのつながりが弱くなった状態のことです。筋力の低下や認知機能の低下、外出機会の減少などが重なり合って起こり、何も対策をせずに放置していると、介護が必要な状態になると言われています。(図)
※図は本紙をご覧ください。

■フレイルを予防するには?
フレイルを予防する上で重要なことは、「からだを動かすこと」「栄養をとること」、趣味やボランティアなどの「社会参加をすること」の三つです。しかし、ひとりでこれら三つを続けていくことは、なかなか難しいので、今回は、その助けとなる「通いの場」について紹介します。

■「通いの場」ってどういうところ?
通いの場では、地域の住民が気軽に集まり、一緒に軽い運動や趣味活動などを行いながら、触れ合いを通して『生きがいづくり』や『仲間づくり』の輪を広げています。また、通いの場で参加者が進んでフレイル予防に取り組めるよう、市では希望する団体に、リハビリの専門職や講師を派遣するサポートなども行っています。

■通いの場に行ってみたいときは
フレイルを予防したい、通いの場に参加したいなど、活動内容について詳しく知りたい場合は、表に記載の連絡先または地域福祉課へ問い合わせください。市ホームページでも確認できます。

■参加者にお話を伺いました!
▽90代・女性
私は、知人と一緒に体を動かす機会をつくるために、6年前から「通いの場」に参加しています。
普段は、体操や軽い運動、脳のトレーニングなどをしています。
毎週、参加者と話すことで、認知症の予防にもなり、体を動かすことで、病院にもかからない生活ができています。
これからも、長く健康でいられるように、活動を続けていきたいと思っています。

▽70代・女性
体を動かしたいな…と思っていたときに、ちょうど近所に通いの場があったので、7年前から参加しています。
普段は、DVDを観ながら体操や運動をしています。
参加者と話すことで、新しい情報が得られるのも、良い点だと思います。
これからも、元気な体でいられるよう継続して参加したいです。

表 参加者募集中の「通いの場」一覧

※情報提供の了承が得られた団体のみ掲載しています。

■「通いの場」以外にも介護予防の活動があります
▽げんき活動コース
帯広市の委託事業者が実施する教室です。軽運動のほか、専門職の講話なども実施しています。日時・会場など、詳細は市ホームページを確認してください。
対象者:65歳以上の市民
参加回数:いずれかの会場で12回まで
お試しで1回から参加できるチャレンジデーについては、本号の13頁に掲載しています。

■活動されている団体へのお知らせ
▽専門職・講師を派遣できます
皆さんの活動場所に、帯広市からリハビリ職や栄養士、歯科衛生士などの専門職や、介護予防を広める講師を派遣できます。(派遣は無料)
詳細は市ホームページを確認するか、地域福祉課へ問い合わせください。

■活動を支援したい人へ
▽講師を募集
さまざまな経験や資格を生かして、介護予防を広める活動をしてみませんか。
ご自身の介護予防にもつながります。

問合せ:地域福祉課(市庁舎3階)
【電話】65・4113
市ホームページID.1007754

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