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自治体の皆さまへ

みんなで知って支える「認知症」

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北海道帯広市

認知症になっても安心して暮らせるまちを目指して

■認知症は身近な病気
認知症とは、さまざまな原因で認知機能が低下し、日常生活や社会生活における支障が6カ月以上継続している状態を言います。
令和7年には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると言われており、認知症は、特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる身近な病気です。
そのため、認知症になっても、誰もが安心して住み慣れた地域で過ごせるよう、認知症について正しく理解することがとても大切です。

▽認知症を知るために認知症ガイドブック
認知症ガイドブックには認知症の基礎知識や症状の進行に合わせて受けられる医療や生活支援サービスなどを掲載しています。
地域福祉課、地域包括支援センター(3頁右上)などで配布しているほか、市ホームページからもご覧いただけます。
市ホームページID.1004994

■認知症の人と接するときは
▽「何も分からない」は、間違い
認知症になっても、すべてのことが分からなくなるわけではありません。自らの変化に気付き、戸惑い、誰よりも自分のことが心配で、苦しくて悲しいと感じています。相手の気持ちに寄り添った対応が大切です。

▽本人ができることを生かす
物忘れによる失敗や、今までできていたことがうまくいかないなどの出来事が次第に多くなり、誰よりも早く本人が「何かおかしい」と感じ始めます。やり場のない怒りや不安から、突然怒りだし、家族や周りの人を困らせることもあるかもしれません。
本人の不安や苦しみを理解して、本人ができることを生かしながら、さりげなく声掛けや手助けをしていきましょう。

■世界アルツハイマー月間
国際アルツハイマー病協会が、毎年9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、世界中で認知症の啓発活動が行われています。
帯広市でも、これに合わせ、認知症の周知・啓発に取り組んでいます。この機会に、認知症について学びを深めましょう。

▽認知症啓発パネル展
認知症に関する冊子の配布やパネルを展示。
期間:9月13日(水)~15日(金)
場所:とかちプラザ(西4南13)

▽認知症関連図書特設コーナー
認知症に関する内容の図書を集めたコーナーを設置。
期間:9月1日(金)~18日(祝)
場所:図書館(西2南14)

■認知症サポーター養成講座を受講しませんか
認知症サポーターとは、認知症の人とその家族を見守る応援者です。養成講座では、具体的な症状や認知症の人との接し方などを学ぶことができます。
市民または市内に通勤・通学している人であれば誰でも受講できます。「認知症になっても安心して暮らせるまち」を目指して、一緒に取り組みませんか。

認知症サポーター養成講座開催日程
参加費無料

申込方法:各開催日の2日前までに、地域福祉課へ電話するか、右の二次元コードから
※二次元コードは本紙からご覧ください。

■行方不明者の早期発見にご協力ください
認知症などによる行方不明者の早期発見のため、令和4年9月より行方不明者の情報を「みまもりサポーター」へメールで配信しています。「みまもりサポーター」は認知症サポーター養成講座を受けていれば誰でもなることができます。詳細は問い合わせください。

問合せ:地域福祉課(市庁舎3階)
【電話】65・4113

■認知症・家族の集い「茶話会」
認知症の人を介護している家族が気軽に参加し、相談・交流できる。介護を終えた人も参加可能。
日時:9月28日(木)、13時30分~15時
場所:グリーンプラザ(公園東町3)
費用等:100円

問合せ:地域福祉課(市庁舎3階)
【電話】65・4113
市ホームページID.1014775

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