オビヒロカメラレポ

37／38

■仮小屋「クチャ」を作りました
アイヌの人々は、狩猟や採集などの際に、「クチャ」と呼ばれる仮小屋を作り、長ければ1カ月近く寝泊りしたそうです。
今回は、ヤナギの木で作った骨組みの上に、イタドリを使った壁と屋根を作りました。季節によっては、フキを使って作ることもあるそうです。雨や風を防げるようにしっかりと覆われているので、中は暗く、少しひんやりした印象も受けました。アイヌの人々の昔の生活を肌で感じられる体験会でした。(7月23日、上士幌町イオル整備地)

■科学捜査に挑戦!
児童会館では初めての、中学校への出前講座「科学捜査に挑戦!化学反応で指紋を検出しよう」を開催しました。
瞬間接着剤・希ヨードチンキ・アルミの粉の3種類を使い、化学反応を応用して生徒自身の指紋を浮き上がらせる本格的な実験。生徒からは「アルミの粉で指紋を取るのが意外に難しかった」「指紋に形があり、思っていた形状と違っておもしろかった」などの声がありました。(7月26日、翔陽中学校)