市では、市民の皆さんが帯広市の住みごこちやまちづくりにどのような実感を持っているかを調査するため「市民まちづくりアンケート」を毎年実施しています。
今年度は、無作為に抽出した18歳以上の市民3000人のうち、1380人から回答がありました。
■今年度も「住みやすい」と多くが回答
帯広市は「住みやすい」または「どちらかといえば住みやすい」と回答した人の合計は、80・1%となりました。(図1)
過去10年間で見ても、継続して8割を超えており、多くの市民の皆さんが住みやすさを実感している結果となっています。本年4月から5月にかけて実施した「市民まちづくりアンケート」の集計結果をお知らせします。
一方で「住みにくい」または、「どちらかといえば住みにくい」と回答した人の合計は7・3%ですが、その理由としては、交通の不便さが最も多く、次いで商業施設の充実度の低さ、働く場所の不足などが挙げられています。
図1 住みごこちについて
※カッコ内は前回調査の数値
■十勝・帯広の気候や自然環境が定住意識にも影響
帯広市に「住み続けたい」と回答した人の割合は72・7%となり、前回調査から0・9ポイント増加しました。(図2)
住み続けたい理由として、気候の良さや恵まれた自然環境が多く挙げられています。(表1)
一方で、帯広市から移りたい理由として、まちの魅力や都市的な便利さの不足を挙げる人の割合が高くなっています。(表2)
図2 定住意識について
※カッコ内は前回調査の数値
表1 住み続けたい理由(複数回答)
表2 移りたい理由(複数回答)
■市民の皆さんとともに進めるまちづくり
アンケートでは、ほかに生涯学習や文化芸術活動、地域社会活動などの調査を行っているほか、自由記載欄においては、道路環境、交通ネットワークに関することなど、幅広い分野において、まちづくりに関するご意見などをいただきました。こうした市民の皆さんの声を、今後のまちづくりに生かしていきます。
なお、アンケート結果については、企画課や各コミセン、川西・大正支所で閲覧できるほか、市ホームページでも確認できます。
市ホームページには過去のアンケート結果も併せて掲載しています。
市ホームページID.1003263
問合せ:企画課(市庁舎5階)
【電話】65・4105
<この記事についてアンケートにご協力ください。>