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自治体の皆さまへ

冬の停電 寒さ対策はできていますか

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北海道帯広市

悪天候や災害などにより停電はいつでも起こる可能性があります。特に、冬の停電は、低体温症になるリスクや、最悪の場合、死に至る危険性があります。万が一の発生に備え、寒さへの備えを確認しましょう。

平成30年9月に発生した北海道胆振東部地震では、北海道全域が停電し、私たちの生活は大きな影響を受けました。冬季の停電時にどのような対策が必要かを考え、万全の備えをしましょう。

■暖房器具や防寒具で寒さから身を守る
停電が発生した場合、電気ストーブだけではなく、ガスや灯油を熱源とする暖房器具であっても、コンセントを使用する暖房器具は使えません。ポータブル灯油ストーブやカセットガスストーブなど、コンセントを使用しないものを用意しましょう。上着や帽子などの防寒具や使い捨てカイロ、防寒アルミシートなども用意するとより効果的です。(図1)
図1 停電に備えて準備しておきたい装備品など
・照明器具
夜間、出入口や床の段差など、周囲の状況を確認するため、懐中電灯などを準備しましょう。
・カセットこんろなどの調理器具
停電時は、IH調理器は使えません。カセットこんろを用意しましょう。
・モバイルバッテリーや乾電池
情報収集や連絡手段として有効なスマートフォンなどの電源を準備しましょう。
・ポータブルストーブなどの暖房器具
電気式の給湯・暖房設備は、停電時に使えません。電池式のものを用意しましょう。
・車の燃料
車は、テレビやラジオのほか、電源確保や暖房などに活用できます。車の燃料を日ごろから補給しておきましょう。

■危険を感じる場合は迷わず避難
防寒対策をしていても、停電が長期間続く場合など、危険を感じる場合は、ためらわず避難しましょう。
避難先は、避難所だけではありません。普段から避難先となる場所を確認し、最も安全と考えられる避難先に避難しましょう。(図2)
図2 避難先の例
・避難所
事前に最寄りの避難所や避難経路を確認しましょう。
・親戚・知人宅
災害時に避難することを事前に相談しておきましょう。
・宿泊施設
ホテルや旅館などの宿泊施設も避難先として有効です。
・車中避難
プライベート空間も確保できる一方、エコノミークラス症候群などへの対策が必要です。

■その他防災に関することは、防災ガイドをご覧ください
災害時の行動・注意点や日ごろからの備えなどを掲載しています。令和5年3月に市内全戸配布しており、WEB(ウェブ)でも確認することができます。

問合せ:危機対策課(市庁舎5階)
【電話】65・4103

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