福祉コラム～個性はみんなのたからもの～

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新型コロナウイルス感染症の流行から4年近くが経過しようとしています。市では、病院受診などのため、手話や要約筆記通訳が必要な場合に、通訳者を派遣していますが、コロナ禍においては「通訳者が同行できない」などの課題が浮き彫りになりました。
こうした中「通訳依頼や困り事相談のため、映像を介して手話で話すための手段が欲しい」という当事者の声を受けて生まれたのが『遠隔手話サービス』です。スマートフォンなどのビデオ通話機能を活用し、離れた場所でも手話で会話できるようになりました。
障害のある人が暮らしやすい社会を実現するためには「デジタル」と「福祉」の融合が重要です。

今回、遠隔手話の使い方動画を作成しました。遠隔手話を使うシーンでは周囲の理解や協力も必要になります。この動画が、ろう者の利便性の向上だけでなく、多くの人にとって障害や障害のある人への関心を持つきっかけになれば、うれしく思います。

問合せ：障害福祉課(市庁舎1階)
【電話】65・4148
市ホームページID.1014191