[特集]児童会館開館60周年「還暦」を迎えます

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昭和39年9月に開館した児童会館は、今年開館60周年を迎えます。
これまでの利用者数は延べ760万人以上。令和4年度は18万3062人と過去最多の利用者数となり、令和5年度は、それを上回る状況です。
これからも、多くの皆さんのご来館をお待ちしています。
開館時間：9時～17時
休館日：
月曜日(月曜日が国民の休日の場合は開館)
11月～3月までの国民の休日の翌日(土・日曜日の場合は開館)および年末年始

児童会館は「親子で楽しみながら科学を学び、文化活動などを体験できる」施設をテーマに、青少年科学館と児童文化センターの複合施設として開館しました。
これまで時代のトレンドやニーズを取り入れながら改修を重ねてきました。子育て支援機能を追加し、平成12年に遊び場「もっくんひろば」、令和3年度に「いろいろぱーく」、令和4年度に木育推進事業として新たな木製遊具を導入し「木のおもちゃランド」、そして、令和5年度には「デジタル遊具コーナー」を開設しました。

■大人でも楽しめる施設
「児童会館」という名前ですが、プラネタリウムや天文台、科学展示室など、大人も楽しみながら学ぶことができる設備も備えています。
令和5年度からは「昭和のおびひろ」の街並みを再現したリアルジオラマの常設展示も始めました。

■全国でも珍しい宿泊機能
青少年科学館としては全国的に珍しい宿泊施設を併設しており、市内全校と十勝管内の小学5年生を対象に、実験や工作を行う「宿泊学習」も行っています。

次頁では、児童会館の60年のあゆみ、そして現在の児童会館を紹介します。

■開館からこれまでのの主なあゆみを紹介します
昭和37年12月　児童会館建設工事着工
昭和39年
6月　児童会館建設工事竣工
9月　開館式典
11月　宿泊研修開始
昭和55年4月　発明クラブ発足
昭和57年10月　郷土資料室を百年記念館に移管
昭和60年7月　親子科学工作教室開講
平成4年9月　エンジョイ将棋開講
平成5年
1月　地震による被害(窓ガラス・第二講堂・天文台)
4月　天文台の天体望遠鏡を更新
平成12年
1月　遊び場「もっくん広場」を開設
11月　遊び場「木の遊園地」を開設
平成13年3月　航空大学校の操縦練習機展示
平成24年7月　耐震補強改修工事開始
平成25年7月　児童会館リニューアルオープン
平成26年
開館50周年記念事業
11月　科学展示室リニューアルオープン
平成27年3月　開館50周年記念誌発行
令和3年
10月　第二講堂内にボルダリング壁、クッション遊具の遊び場をオープン
11月　同遊び場の名称を「いろいろぱーく」に決定
令和4年4月　プラネタリウム投影機更新
令和5年
2月　「木のおもちゃランド」を開設
11月　「昭和のおびひろ」の街並みを再現したリアルジオラマの常設展示開始
令和6年2月　デジタル遊具コーナーを開設[New]

■楽しく学び、遊べるコーナーがたくさんあります
▽科学展示室
「見て・触れて・ためす」をコンセプトに、子どもから大人まで科学の原理と法則を学ぶことができる展示品を約40点設置しています。(高校生以上は有料)

▽プラネタリウム
当日の帯広の夜を投映し、星や星座についてスタッフが解説するほか、宇宙や星などをテーマにした番組を投映しています。(高校生以上は有料)
市ホームページID.1004829

▽遊び場
コーナーごとに利用できる年齢を分けており、無料で遊べます。また、下記のほか、卓球・エアホッケーは高校生以下を含む、2人以上のグループのみ、遊ぶことができます。
・木の遊園地
滑り台やジャングルジム、木のトンネルなど大型遊具があります。
対象年齢：幼児～小学2年生
・いろいろパーク
ボルダリングウォールや大型ブロック遊具などがあります。
対象年齢：小学生
・もっくん広場
おままごとや木のプールなど木製遊具で遊べます。
対象年齢：幼児～小学2年生
・デジタル遊具コーナー
リズムゲームやフライトシュミレーターのデジタル遊具があります。
対象年齢：幼児～高校生

▽天文台
地上高25.5m、ドーム直径6mのサイロ型で、望遠鏡は口径20cmの屈折式です。
年間70回ほどの宿泊学習のほか、一般向けに毎月1回「星の観察会」などを開催しています。

▽動画で施設紹介(YouTube(ユーチューブ)で閲覧できます)

■児童会館では、イベントや施設整備など、令和6年度に開館60周年記念事業を予定しています。内容が決定次第、市ホームページなどでお知らせします。
市ホームページID.1004826

問合せ：児童会館(緑ケ丘2)
【電話】24・2434