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ヒグマやカラスに注意!

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北海道帯広市

北海道はヒグマの生息地です。レジャーや山菜採りなどを楽しむ際は、ヒグマに注意しましょう。また、市街地ではカラスによる威いかく嚇行動が見られますので、頭部を隠すなどし、安全を確保しましょう。

北海道では、近年、市街地にまで姿を見せるヒグマが問題となっています。帯広市においても同様に、生息域である八千代・拓成・岩内方面のほか、市街地周辺でもヒグマの目撃情報が寄せられています。
ヒグマの特徴を知り、新聞やテレビ、ホームページなどでヒグマの情報を確認するなど、細心の注意を払って行動しましょう。

■令和5年度のヒグマ目撃箇所
市街地周辺でも目撃情報があります!
・5月12日 西24条南5丁目付近
・5月13日 つつじが丘霊園内
・5月15日 西24条南4丁目付近
→いずれもヒグマらしき動物2頭の目撃情報
・7月20日 西4条南32丁目付近
→ヒグマらしき動物1頭の目撃情報

▽八千代・拓成・岩内方面はヒグマの生息が確認されています!
八千代町や拓成町は目撃情報も多く、岩内町の林道ではヒグマのふんも多数確認されています。戸蔦別川での釣りや山林周辺でのキャンプなど、立ち入る際は十分に注意してください。

▽ヒグマの情報はここでチェック!
・ヒグマ目撃最新情報
市ホームページID.1003094
・市公式LINE(ライン)でも配信しています
※二次元コードは本紙をご覧ください。

■ヒグマと出会わないために
ヒグマの特徴を踏まえ、次のことに注意しましょう。
・日の出、日没時の薄暗い時間帯は野山に入らない。
・鈴やラジオなど音の出るものを携行し、ヒグマに人の存在を知らせる。
・ふんや足跡を見掛ける、強い獣臭がするなど異変を感じたら直ちに引き返す。

■ヒグマを引き寄せないために
ヒグマを引き寄せないため、次のことに注意しましょう。
・収穫後の農作物や、家庭から出た生ごみを野外に放置しない。
・山林などに、においの強い食べ物を持参しない。

▽ヒグマってどんな動物?
・聴覚
聴力に優れ、音に敏感。
・性格
早朝や夕方に、比較的活発に動く。人を避けて生活する。警戒心が強く用心深い。ただし、子どもを守ろうとするときや急に人が現れたとき、冬眠から覚めたときなどは狂暴になる。
・運動能力
非常に俊敏で、一撃で牛を倒すほどの力もある。
・視覚
昼夜を問わず行動可能な視力はあるが、遠く離れた物は見えにくい。
・嗅覚
非常に発達しており、埋めた残飯も見つけ出す。
・ヒグマの生態
〇オス
体長:約2.0m
体重:約150~400kg
〇メス
体長:約1.5m
体重:約100~200kg
※「体長」とは、鼻先からお尻までの長さを指します。

▽ヒグマの1年の過ごし方
ヒグマの活動状況により、事故が起こりやすい時期があります。

■春先のカラスにも要注意!
カラスは本来攻撃的な鳥ではありませんが、春先から7月頃までは子育て時期のため、巣やひな鳥から人を遠ざけようと威嚇行動をとる場合があります。
▽威嚇から身を守りましょう
・カラスは後頭部を狙うため、帽子や傘などで頭を隠しましょう。
・帽子や傘がない場合は、両腕を真っすぐ上げて、その場を通り過ぎましょう。

▽カラスが集まらないようにするためには
・ごみ出しのルールを守りましょう。
・ペットに与えた餌を放置しないようにしましょう。
・野鳥に餌を与えないようにしましょう。

◆次の場所に巣がある場合は、各相談窓口へ連絡してください。
公園内の樹木など…みどりと花のセンター【電話】21・3172
街路樹や河川敷地内の樹木など…道路維持課【電話】48・2322
電柱…各電柱についている管理者に問い合わせください。
※私有地の巣を撤去する場合は、所有者が対応する必要があります。

◆その他カラスに関する相談
ごみの飛散対策やカラスの死骸など…清掃事業課【電話】37・2311
捕獲の許可・有害鳥獣駆除の相談…農村振興課【電話】65・4173

問合せ:農村振興課(市庁舎7階)
【電話】65・4173

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