ここでは、皆さんに知ってほしい地域の支え合いの推進について紹介します。
■“ちょっとした支え合い”始めてみませんか?
“困りごと”を抱えた高齢者が地域での暮らしを続けていくためには、地域住民が互いに助け合うことも大切です。
年齢を重ねて体が思うように動かなくなると、生活の中で「除雪やごみ出しを手伝ってほしい」「手が届かないところの電球を取り換えてほしい」などの、ちょっとした“困りごと”が生じてきます。
市では、こうした行政や民間のサービスでは解決できない“困りごと”に対し、地域住民が相互に支え合う仕組みづくりを進めています。
▽まずは「仲間」を助けることから
地域住民同士のつながりが希薄になっているといわれている中、市内で長年、支え合いの活動を行っている人にお話を伺いました。
松岡勝徳さん(78歳)
地域で支え合いの仕組みをつくるためには、まず、その地域を見回ることが大切です。そして住民同士が「あいさつ」をできるような地域づくりが大切だと考えています。
地域を支えることにハードルの高さを感じる人は、まずは自分の「仲間」を助けるという意識を持ってみるのはどうでしょうか。仲間を助ける、人と人がつながることで、地域の支え合いに変わっていくと感じます。
「自分にも何かできそう」「支え合いの活動を始めたい」などの際には地域福祉課へ問い合わせください。
■知っていますか?地域包括支援センター
「地域包括支援センター」は、高齢者などの暮らしをサポートするために、さまざまな支援を行う総合相談窓口です。
介護について、家族や友人・知人以外の相談相手がいない人が多いといわれています
過度な介護負担を感じたり、介護に困っている人は担当の地域包括支援センターへ気軽に相談してください。
▽こんなときは相談してください
・生活上の心配事がある
介護や健康、福祉、医療などに関する心配事があれば相談してください。
・自立した生活を送りたい
できるだけ自立した生活を送れるように、介護予防に関する情報提供や、必要なサービスなどを紹介します。
・認知症が心配
認知症は早期発見と、適切な治療・対応により進行を遅らせることができます。早めに相談してください。
・虐待が心配
通報者の「個人情報」は守られますので、虐待を発見したり、虐待が疑われた場合は迷わず連絡してください。
・悪質な訪問販売などが心配
高齢者を狙った特殊詐欺が増えています。怪しいと思ったときなど、すぐに連絡してください。
▽帯広市には八つの地域に区切って地域包括支援センターが設置されています。
お住まいの地域を担当する地域包括支援センターを確認してください。
・川北
地域包括支援センター帯広市社会福祉協議会(北)
西14条北1丁目1番地18アディ14A-1
【電話】66・4535【FAX】66・4536
・西
地域包括支援センター帯広市社会福祉協議会
公園東町3丁目9番地1
【電話】21・3292【FAX】21・3240
・東
地域包括支援センター帯広至心寮(ししんりょう)(東)
西2条南6丁目1番地4ポトスビル201
【電話】66・4613【FAX】66・4617
・鉄南
地域包括支援センター帯広至心寮(ししんりょう)
西5条南30丁目19番地
【電話】24・1150【FAX】24・1105
・南
地域包括支援センター帯広けいせい苑(南)
西5条南37丁目1番7号
【電話】67・8437【FAX】67・8062
・川西・大正
地域包括支援センター帯広けいせい苑
川西町西1線47番地3
【電話】53・4771【FAX】59・2341
・広陽・若葉
地域包括支援センター愛仁園(あいじえん)
西16条南28丁目2番地1
【電話】49・2338【FAX】49・3022
・西帯広・開西
地域包括支援センター愛仁園(あいじえん)(西)
西24条南1丁目33番地17
【電話】61・1616【FAX】67・6692
問合せ:地域福祉課(市庁舎3階)
【電話】65・4113
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